スキップしてメイン コンテンツに移動

リトアニア シャウレイの街から無形文化遺産の十字架の丘を見学

ラトビア2日目

バルト3国最後の国リトアニアを目指しバスに乗り込む

バルトに入ってからというもの
バスの予約の際に座席が指定されるようになった
なので乗り込む際に
みんな”我先に!”が無くなりスムーズ
横入りされようが
すでに座席は決まっているので関係ない

いや…
そういうヤツ(横入りとか)が多いから座席指定なのか?
南米もそうであった…

それでも北米や今までのヨーロッパを見ていると

我先に!周りの目など気にせずに!
人を押しのけてでもいい席を!
1人で2席使いたいから座席に荷物を置き寝たふり!
そして何か言われても無視して寝たふり!

とか、ホントに酷かった…

これで先進国?これで世界でも有能な人種?
偉そうなこと言うわりに…
なんて思ったり…

まぁ座席指定だと文句言うヤツ多そうだからな…
だから気になる人はお金払って指定席買ってねってやつね

まぁそんなことは置いといて
全員スムーズにバスに乗車

約2時間で今日の目的地シャウレンに到着

リトアニア1日目

シャウレンはリトアニアの中心より少し上あたりにある
リトアニア第4の都市らしい

なぜシャウレンに来たかというと
十字架の丘
というものがある

これは無形文化遺産(よく言う世界遺産は有形文化遺産)で
リトアニアという国の1つの象徴でもある


シャウレイのバスターミナルに到着し
すぐ宿へ
この街は十字架の丘以外に特に予定を立てなかったので
バスターミナルに近い宿にした

宿に荷物を置き
再びバスターミナルへ
十字架の丘へのバスの行き方を
ターミナルのインフォメーションに確認

12番ターミナルから約1~1.5時間おきに走っている
路線バスに乗りドマンタイというバス停で降りる

バスの料金はバスの大きさによって変わるようで
行きは0.75EUR帰りは0.9EURだった

ドマンタイから約2㎞ほど徒歩で丘へ向かう
その前に帰りのバスの時間を確認しておいた方がいい

我々は確認せずに帰りのバス停に到着した時
10分ほど前にバスは行ってしまった後だった
街のターミナルでもらったバスのタイムスケジュールを見ると
何と次のバスは1.5時間後

しかしバス停に書いてあるスケジュールには
後1時間後となっている
しかも1.5時間後のバスは書かれていない

結局1時間後にバスは到着し帰ることができた

それにしてもターミナルでもらったスケジュールを
信用しすぎると痛い目にあいそうな…

十字架の丘


小さな丘に無数の十字架
その数は50,000を超えていると予測されているらしい


この丘と十字架は
リトアニアにとって抵抗の意思であり闘う意思でもある

昔、この地は他の2国同様
帝国ロシアに占領されていた
その時にロシアに抵抗しようと起こった蜂起
1831年と1863年
2度にわたる蜂起はいずれも失敗に終わり
その反乱兵の遺族が遺体の代わりに
この地に十字架を立てたのが始まりとされている


1918年に独立を果たし
平和や独立戦争の死者たちへの祈りの場となったが
1944年から1990年まで
ソ連の支配下に置かれてしまう

その時に起きた宗教弾圧に抵抗するように
リトアニア人はさらにこの丘に十字架を捧げていった

非暴力的抵抗

占領され生活も宗教も変えさせられることへの抵抗
リトアニア人としての遺産と宗教への忠誠心

ソ連の3度にわたる解体にあったが
彼らは辞めることなく
1991年ソ連崩壊後に独立
今もこうして十字架は増え続けている


もう、スゴイとしか言えない

そこまでの宗教への忠誠心
日本人にはないよね…
少し見習うといいっていうと変な言い方になるけど
宗教でも国でもなんでも
”忠誠心”ってもの
今の日本人にはない気がする
きっと必要なもの
何かへの”忠誠心”
国でも宗教でも家族でも



instagram⇒kz.photo.travel
にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村
気が向いたら左のバナーをポチっと1クリックお願いします♪

コメント

このブログの人気の投稿

ワラスからチャチャポヤスを目指して 経由地トルヒージョと世界遺産チャンチャン遺跡

ペルー17日目 ワラスから次なる目的地チャチャポヤスを目指して 二夜連続の夜行バス移動 まずは夜行バス(1夜目)でトルヒージョという街まで行く 昼間のうちにトルヒージョからチクラヨという街へ移動 チクラヨから夜行バス(2夜目)でチャチャポヤスへ このルートを選んだ理由はトルヒージョからチャチャポヤスへ 直行ルートだとカハマルカという町を経由していく気がする (カハマルカルートはかなりの悪路らしい) その為一度チクラヨまで行き迂回していくことに しかし、この日程2日目(3月30日)はセマナ・サンタというキリスト教のお祭り ほとんどの人々がお休みの日 バス会社も例外ではなく 当初乗る予定だったバス会社も休み そしてトルヒージョからチクラヨまでのバスが一本もない! 困った… バス会社を手あたり次第聞き込み、ネットでも調べまくった その結果、唯一この日程で移動可能なルートを発見した ワラス→トルヒージョ(夜行) トルヒージョ→チャチャポヤス(夜行) 両ルート共に Movil Bus トルヒージョ→チャチャポヤス間のルートが… カハマルカ経由かどうかわからないのでバス会社の受付に確認したところ 「私は受付なのでわかりません」 はぁ…南米はこんなんばっかだ 自分の仕事以外はわからないで済ます でもこのルートしかこの日程でチャチャポヤスに行けない ガラパゴスへの日程が決まっている為、強行するしかない 覚悟を決めて行くことに決定 せっかくなのでいい席で移動してやる ワラス→トルヒージョ  75PEN(2470JPY) トルヒージョ→チャチャポヤス  95PEN(3130JPY) ペルー18日目 トルヒージョに到着 もともとトランジットのみで寄る予定がなかった街 夜まで時間があるので観光をすることに コロニアル様式の色鮮やかな街並み かなり綺麗な街だ 近くに世界遺産の遺跡があるとの事なので行ってみることに 世界遺産チャンチャン遺跡 あまりにも広大な遺跡で見学できるのは一部のみ 紀元1100年頃からペルー北部に栄えたチムー文化の遺跡...

東と西が交じり合う場所イスタンブール

トルコ2日目 イスタンブールでの滞在時間は 今日と明日の深夜バスが出発する19:00まで あまり時間がない でもブルーモスクもアヤソフィアも 現在(2018/09末)修復中らしい ホントに最後の最後まで修復中の旅 旧コンスタンティノープルという 歴史的に楽しい場所 イスタンブールの観光名所は ヨーロッパ側(西側)の旧市街に集中している まずはその集中している場所を周る 最初は地下宮殿と言われている場所 バシリカ・シスタン 実際は宮殿ではなく地下貯水槽 4世紀にコンスタンティヌスの命によって造られた 巨大な地下貯水槽 奥に歩いていくと 2本の柱の下に2体のメデューサの頭部が 下敷きになっている これは魔力を封じ込めたとか 単なる高さ調整だとか 諸説あり解明されていない アヤソフィア 東ローマ帝国時代(現在の建物は6世紀頃)に キリスト教の教会として建てられたが 15世紀頃オスマン帝国時代に 教会からモスクに改装された経緯がある その為キリスト教とイスラム教が交わった 少し異様な雰囲気のある場所 しかし情報通り 大改修中!! この写真は建物内の右側 写真の写っている範囲のすぐ左から 床から天井まで完璧に覆われていて 全く見る事も出来ないほどの大改修ぶり まぁかろうじて雰囲気は味わえた 続いては公園を挟んで向かいにある スルタン・アフメット・モスク (通称ブルーモスク) こちらも大改修中 世界で唯一6本あるミナレット (お祈りの時間を告げる為の塔)も なんと1本が改修中…というか ない!! まさかの作り直し中? そして ココはモスク イスタンブールのモスクの多くは イスラム教徒でなくても入る事ができる (世界中の多くのモスクは教徒以外は入る事ができない事が多い) しかし肌の露出は厳禁 特に女性 なのでスカーフなどを貸してくれる モスク内部に入場 … この写真の場所以外 天井が全面板で覆われている!! 2mくらい...

音楽の都ウィーン モーツァルトそっちのけで図書館世界一決定戦

ハンガリー3日目 ブダペストから移動 次なる目的地は音楽の都 オーストリア ウィーン ブダペストからウィーンまではバスで約3時間 (渋滞していて4時間かかったけど…) あっという間にウィーン到着 オーストリア1日目 とりあえず宿にチェックイン まだ16時なので少し観光がてら夕食探し 誰かの情報で 「ウィーンはバックパッカー泣かせ」 と聞いた その理由はもうお分かりだろう 物価が高すぎる! いや、ヨーロッパ自体高いんだけど 中欧の中ではずば抜けて高い オーストリアが高いのか… ウィーンが高いのか… コーラ1缶(330ml)  2EUR(260JPY) もう西欧と同じくらい というか、安くご飯が食べれない分 西欧よりも厄介だ… (結構探したけど結局 5EUR(650JPY) のフードトラックが一番安い…) そんな感じなので早々にウイーンを抜けることに なのでウィーン観光は今日と明日の午前中のみ 明日の午後はウイーンから約1時間のところにある 隣国スロバキアの首都ブラチスラバに行く ノイエ・ベルク(新王宮) ウィーンは綺麗だ パリよりもパリっぽい (何を基準にパリなのかは分からないけど…) 建物がいちいち豪華 ハプスブルク家が居城を置き ここから大帝国を築いていった街 嫌いじゃないです もう一度勉強します…後日… ハプスブルク家について 市庁舎もなかなかの存在感 ウィーン オペラ座 少年少女合唱団で知られるこのオペラ座 いつかここでオペラを観賞したい オペラが理解できるようになったら… 歩いていると素敵な教会があった カールス教会 珍しい外観の教会 バロック建築の大きなドームに ローマのトラヤヌス帝記念柱にヒントを得たという 2つの巨大な円柱を持つ教会 ココではクラシックコンサートがおこなわれているらしく モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェン などが演奏されているそうだ いつか聞いてみたい… クラシックが理解できるようになったら… ...