カンボジア2日目
首都プノンペンを街歩きしてみる
プノンペンの治安的にどうなのか心配だったが
とりあえず行ってみることにした
プノンペンは現在急成長中
しかしまだまだ街はガチャガチャしている
ゴミは散乱しているし
車線はあってないようなものだし
歩道は車とバイクで埋まっていて歩けない
さらに屋台とトゥクトゥクが
車道にはみ出ていて歩く場所がない
が
それはジョグジャで経験済み
なんとか行けそうだ
それにしてもプノンペンの人たちは
かなりこっちを見てくる
上から下までじっくりと見てくる
確かに歩いている旅行者など いいカモだ
金目の物を持っていないか見ているのだろう
襲いやすいかどうか見ているのだろう
細心の注意を払いながら歩く
まずやってきたのはプノンペンの象徴
カンボジア王宮
現在も王様達が暮らすこの王宮は
一部一般公開されていて
その豪華な王宮を見ることができる
カンボジアに来て建築物が変化して来た
クメール様式の建築物というのか
それにしてもさすがは王宮
豪華絢爛だ
王宮を見学し隣にある仏塔
シルバー•パゴダ
真っ白のストゥーパが素晴らしい
シルバー•パゴダ内の床は
銀盤が敷き詰められていて
それが名前の由来らしい
そこにはエメラルドのブッタが鎮座し
参拝者、観光者を見守っていた
次に向かったのは王宮のすぐ北
国立博物館
ここには様々なカンボジアの宝が展示されていて
中にはアンコール•ワット周辺の遺跡群からの
出土品も数多く展示されていた
赤いクメール様式の建物と共に見応え十分
少し北に歩きカンボジア最大の寺院
ワット•ウナロム
ちなみにカンボジア人に
ワット•ウナロムと言っても
全く通じないらしい
発音的に日本語の文字には表せないそうだ
さらに北へ
プノンペンの起源とされる場所
ワット•プノン
その昔、Penh(ペン)という名の貴婦人が
メコン川岸に流れ着いていた
4体のブロンズ像と1体の石像を発見した
貴婦人は近くに丘と祠を作りそれを祀った
しばらくするとその一帯は「ペンさんの丘」
と呼ばれるようになりその名が定着した
丘をカンボジア語で表すとプノン
「ペンさんの丘」で「プノン・ペン」となる
プノンペン発祥の歴史に触れたので
プノンペンの負の歴史にも触れなければ…
次に向かったのは
トゥールスレン博物館
今から約40年前
カンボジアはクメール・ルージュと言う組織の
独裁下にあった
ポル・ポト政権、クメール・ルージュ
当時約200万人とも言われている
カンボジア人が処刑された
その人類史における負の遺産
かつてドイツも同じような状況下にあった
その負の遺産の一つ
強制収容所を訪れる
日本語のボイスガイドを借り収容所内を回る
クメール・ルージュとは
強制収容所とは
なぜ虐殺が起きたのか
など
ベトナムにて全ての人が
戦争について学ばなければいけない
と思ったのと同じ
全人類が学ばなければいけない事
伝えなければいけない事
ここはそれを学ぶ、そんな場所だった
現在のカンボジアを見ると
そんな事があったとは思えないかもしれないが
現にそれが行われていた場所
みんな各々が心の内でそれを処理し表に出さず
現在、経済成長真っ只中を生きている
行く方は是非、音声ガイドを借りて下さい
プノンペンにはもう一つ負の遺産がある
キリング・フィールド
しかしこのトゥールスレン博物館で
心がいっぱいになってしまい断念
次回プノンペン滞在時に訪れる事にした
今日のプノンペン街歩きは
カンボジア、プノンペンの発祥、過去、現在を
学ぶ事が出来た
プノンペンの人達がジロジロ見てくるのは
カモとして見てくるのと
もう一つ
過去の事や治安などから
警戒心を持っているのではないか
などと思ってしまう帰り道
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