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カンボジアの古都ウドン

カンボジア3日目

プノンペンから少し足を伸ばしてみようと思う
南には小規模であるがクメールの遺跡があり
北には歴代の王が築いたとされる仏塔があるらしい

南の遺跡は映画『トゥームレイダー』のロケ地で
アンコールワットよりも古い遺跡
ワット・タ・プローム
(アンコール遺跡群にあるのと同じ名前)

北の仏塔はプノンペンに首都が遷都される前に首都が置かれていた場所
日本の国民食 "ウドン" の語源にもなったとされるウドン

遺跡好きな気持ちを抑え古都ウドンへ向かうことにした
(理由は南の遺跡周辺は一応現地人のオアシスが近く
昼食はその近辺でとれそうだが
金額がオアシス価格であるといいうこと)

トゥクトゥクの運転手と交渉の結果
往復でUSD30で連れて行ってもらうことに

ウドンへはプノンペンから北に約35km
国道5号線をひたすら行く

市内から少し出るとやはり途上国
道にせり出した屋台
車道を行き交う人々
砂埃が舞い
車線はないに等しい
巨大な積荷のバイク
道を外れるとそこは何もない湿地

しかし路面だけは異様に綺麗
凸凹も少なく車線もまっすぐだ
どこかの国が手伝い作ったのか

それにしてもなんと雄大な景色か
山は遠くのほうに少し見える程度
見渡す限り目線が同じ景色
この時に初めて大陸なんだなと実感したのかもしれない

約2時間後
走っていた国道を左折
かなりの田舎道を行く
その道はアスファルトで舗装されてはいるが
上にかなりの量の土がのっていて
砂埃を巻き上げている
木造の家屋が間を開けて立っていて
家畜だろうか、動物たちは放し飼い
さらにそれる道は完全に土塗装の道
しかし人々はみんな笑顔である

その道を進みウドンに到着
ウドンは以前の首都
歴代の王が建てた仏塔群がある
しかし現在は戦火にあい数塔残るだけとなっている

到着と同時に物売りの女の子が寄ってくる
お供え物の花を買えと言っているらしいが
完全なカンボジア語
英語は通じない
しかも後ろからゾロゾロ来ている
もし一人でも買うと「私のも買って」となるだろう

ごめんと思いながら振り切り
早速仏塔に行ってみた
仏塔は小高い山に建てられていて
約400段ほどか、階段を登って行く

頂上には4塔の仏塔が建っていた



3塔しか撮ってない…
一番新しいのは2002年に建てられ(上)
古いものは17世紀初頭のものだそうだ(下)

仏塔へ上がる時はカンボジア仏教に習い
靴は脱ぎ帽子も脱ぐ
仏塔からはカンボジアの景色が一望でき絶景
神秘的な場所だ(この旅でこの文句が多い気がする…)

仏塔から下山すると下には地元の市場のようになっていた
ブラブラとしてみたが
今までと違いなんだかみんな穏やかだ
Pieceの顔をしている

本当に楽しい時間が過ごせた

トゥクトゥクで砂埃の中プノンペンに戻った


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