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世界遺産ウマウアカ渓谷 7色と14色の渓谷

アルゼンチン8日目

昨日の移動でプルママルカという町にやって来た
ここは歩いて回るのに1時間ほどで回れる小さな町だ

この町にやって来た理由はボリビア入りの為の高度順応
そして、世界遺産ウマウアカ渓谷の虹の渓谷を見る為だ

世界遺産ケブラーダ・デ・ウマウアカ
リオ・グランデという川が削り出した渓谷一帯で
様々な地層とインカ時代の遺跡が多数残る場所

プルママルカには一泊の予定なので
チェックアウト後に荷物を宿に預け観光をする

プルママルカには大きく分けて2つのトレッキングコースがある

1)町の向かいの川の向こう側

少し急な斜面を登り町と7色の渓谷を眺めるコース 約30分くらい
プルママルカは標高2,200mなので少し息が上がる


何層にも分かれた地層がむき出しになっていて
その地層ごとに色が違うという珍しい地層
そのすべてが数億年前の地層らしい

まぁ7色というが何をもって7色なのかは別として
絶景には違いない

2)町の裏

ウマウアカ渓谷をトレッキングで巡るコース 約1時間くらい


こっちはかなり緩めの斜度のトレッキングコース


素晴らしい山々の中を歩きます
パタゴニアのトレッキングも美しかったが
ここもまた美しい山々

そういえば南米に入ってからのトレッキング率がかなり高い
それだけ雄大な自然が多いという事だろう

プルママルカのトレッキングを終え軽く町散策をし
次の目的地ウマウアカまでのバスを待つ


プルママルカは買い物天国
町には雑貨屋、お土産屋が多く
中央の広場には路面店がいっぱい
(しかし置いているものはほとんど同じ)
ニットのセーターとか250ARS(ペソ)(1,000JPY)

この後のボリビアが物価が安く買い物天国らしいので
買い物欲を抑えバスに乗り込む

ちなみにプルママルカから30分程で到着するティルカラという町
そこにはインカ時代の遺跡がある
あまりそそられなかったので今回はパス
一気にウマウアカを目指す
プルママルカ→ウマウアカ 1人65ARS(ペソ)(325JPY)

約1時間ほどで到着
このウマウアカは標高が3,012mと高い
夕方にはさすがに冷え込む

ここには2泊予定
プルママルカよりも大きい町だが
少し寂しい印象を受ける

アルゼンチン9日目

朝ゆっくり目覚め昼頃行動開始
ウマウアカにはプルママルカの7色の倍
14色の地層を持った山が存在する

そこへは乗り合いタクシーで向かう
乗り合いタクシーは
バスターミナルから少し行った橋付近に待機している
4人そろえば出発のいつものやつ
1人250ARS(ペソ)(1,250JPY)
ちなにみ1000ARS(ペソ)(5,000JPY)で貸し切りも可能とのこと

すでに待機していた南米ねーちゃんと後でやって来た韓国人の4人
約1時間ほどで目的地に到着
しかしこの道は高度4,350mまで一気に上がる為
高山病などに注意が必要


見えてきました
(この道かなりの斜度があり帰りがシンドイ…)


プルママルカよりも断然綺麗
断層がハッキリしていて色も確かに多い
(14色かって言われると何とも言えないが…)


一緒に乗ってきた南米ねーちゃん(スペイン語をしゃべるブロンドの女性)は
「マーブルチョコレートみたいね」と言っていた
その感性が欲しいですね

30分で戻るようにとタクシーに言われたので戻る
戻る道は上り
高度4,350mの上りはさすがに息が切れ脈が速い
これまで徐々に高度順応してきた為すぐに息は戻ったが
南米ねーちゃんと韓国人は帰り道に一言も発しなかった

明日はアルゼンチン⇔ボリビア間の国境を徒歩で越え
ボリビア入国
長かったチリ、アルゼンチンもやっと終わり
最後の夜は…やっぱり肉か?


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