スキップしてメイン コンテンツに移動

サンティアゴの博物館、そしてチリを北上しイキケに到着

チリ5日目

日曜日はサンティアゴのミュージアムが
2ヶ所ほど無料との情報があったので
日曜日の今日は博物館巡りをする事に

まず向かったのは
Museo de la Memoria y los Derechos Humanos



チリは1973年
社会主義国家だったチリの当時の大統領
アジェンデ大統領に反発した軍部が
昨日訪れたモネダ宮殿を襲撃
そのクーデターがきっかけとなり
その後10年もの間
ピノチェット大統領による軍事独裁政権が続き
労働組合や学生、芸術家など
反体制派とみられた多くの人々が
監禁、拷問、殺害された暗い過去を持つ

その悲しい過去が
このミュージアムには保存されている

以前カンボジアでも
クメール・ルージュのミュージアムに訪れたが
独裁とは本当に悲しい運命になる事が多い

元イギリス元首チャーチルの言葉が頭を過る

「民主主義は最悪の政治形態らしい。
ただし、これまでに試された
すべての形態を別にすればの話であるが。」

民主主義の日本に暮らしていて
コレが本当に民主主義のやり方か?
と、思える事も多々あり
民主主義が一番とは簡単には言えないだろうが
それ以上にその他の政治形態は難しいのだと
思い知らされる

毎日入館無料


次に向かったのは
約1万年前の考古品を見れる場所
プレコロンビア芸術博物館
Museo Chileno de Arte Precolombino



現在ではサンティアゴ市によって
このミュージアムは管理されているが
元々はチリ人の建築家が趣味で集めていた
考古品を展示する目的で設立
そのコレクションも含め
今では約3,000種類もの品が展示されている

有名なアステカ文明、マヤ文明、インカ帝国
あまり聞いたことのないチリの原住民族
など主に中南米の品が多い

保存状態もかなり良く
実際目で見てみると本当に
考古品なのかと疑ってしまうほど
精巧な作りのものまである

しかし、このミュージアム
日曜日は無料と聞いていたが
実際は毎月第1日曜日のみ無料
それ以外は1人6,000CHP(1,100JPY)

だが間違いなく行って損はない
中南米の考古品に触れるいい機会になった

プレコロンビア芸術博物館にて
じっくり2時間ほど見学し
2人のお腹は満腹に…
これにてミュージアム巡りは終了
(2館のみとは…)

チリ6日目

PM12:15のバスで
チリ北部の街イキケに移動する

サンティアゴ→イキケ 約25時間 
TUR BUS 1人42,300CHP(7650JPY)

南米に来て長時間の移動も慣れたもんだ
8時間のバス移動で文句を言っていた
アジアが懐かしい



海と砂漠の風景のなかをひた走る
南米は本当に景色が変わらない
厳密には山→土→砂と変わっているのだが
1コース間は基本ずっと一緒

チリ7日目

チリ北部の街イキケに到着
早速明日のハンバーストーン観光の予定を立てる
ツアーにするかタクシーで行くかどうするか?

宿にチェックイン後
ツアー会社を回ってみた
結構な数のツアー会社があり
だいたいどこも20,000〜24,000CHP
しかしどこのツアーもFULL DAY
ハンバーストーン以外にプールとかよるらしい
どうやらプール無しはないらしい

プールとかいらないからパス!

タクシーで行こうかと思っていたが
調べてみると乗り合いバンみたいなバスで
行けるみたいなので
明日それで行ってみることに

街に出たついでに次の目的地
アタカマまでのバスも予約

KENNY BUS am10:30発
でカマラまで5時間半
バスを乗り換え
TUR BUS pm5:30発
でアタカマまで2時間

KENNY BUS 1人13,000CHP(2,350JPY)
TUR BUS 1人3,000CHP(540JPY)

夕食まで街をブラつく
この街には着いたばかりだが
なんだかいい雰囲気の街だ
人々は明るく優しい
どこからか陽気な音楽が流れてくる



イキケの広場

ここは海がすぐ側の街
リゾート開発中なのか新しいビルなどが
そこら中で バンバン建設中だ

しばらくすればこのいい雰囲気も
変わってしまうのか
変わらずにいてもらいたいものだ



instagram⇒kz.photo.travel
にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村

コメント

このブログの人気の投稿

ワラスからチャチャポヤスを目指して 経由地トルヒージョと世界遺産チャンチャン遺跡

ペルー17日目 ワラスから次なる目的地チャチャポヤスを目指して 二夜連続の夜行バス移動 まずは夜行バス(1夜目)でトルヒージョという街まで行く 昼間のうちにトルヒージョからチクラヨという街へ移動 チクラヨから夜行バス(2夜目)でチャチャポヤスへ このルートを選んだ理由はトルヒージョからチャチャポヤスへ 直行ルートだとカハマルカという町を経由していく気がする (カハマルカルートはかなりの悪路らしい) その為一度チクラヨまで行き迂回していくことに しかし、この日程2日目(3月30日)はセマナ・サンタというキリスト教のお祭り ほとんどの人々がお休みの日 バス会社も例外ではなく 当初乗る予定だったバス会社も休み そしてトルヒージョからチクラヨまでのバスが一本もない! 困った… バス会社を手あたり次第聞き込み、ネットでも調べまくった その結果、唯一この日程で移動可能なルートを発見した ワラス→トルヒージョ(夜行) トルヒージョ→チャチャポヤス(夜行) 両ルート共に Movil Bus トルヒージョ→チャチャポヤス間のルートが… カハマルカ経由かどうかわからないのでバス会社の受付に確認したところ 「私は受付なのでわかりません」 はぁ…南米はこんなんばっかだ 自分の仕事以外はわからないで済ます でもこのルートしかこの日程でチャチャポヤスに行けない ガラパゴスへの日程が決まっている為、強行するしかない 覚悟を決めて行くことに決定 せっかくなのでいい席で移動してやる ワラス→トルヒージョ  75PEN(2470JPY) トルヒージョ→チャチャポヤス  95PEN(3130JPY) ペルー18日目 トルヒージョに到着 もともとトランジットのみで寄る予定がなかった街 夜まで時間があるので観光をすることに コロニアル様式の色鮮やかな街並み かなり綺麗な街だ 近くに世界遺産の遺跡があるとの事なので行ってみることに 世界遺産チャンチャン遺跡 あまりにも広大な遺跡で見学できるのは一部のみ 紀元1100年頃からペルー北部に栄えたチムー文化の遺跡...

東と西が交じり合う場所イスタンブール

トルコ2日目 イスタンブールでの滞在時間は 今日と明日の深夜バスが出発する19:00まで あまり時間がない でもブルーモスクもアヤソフィアも 現在(2018/09末)修復中らしい ホントに最後の最後まで修復中の旅 旧コンスタンティノープルという 歴史的に楽しい場所 イスタンブールの観光名所は ヨーロッパ側(西側)の旧市街に集中している まずはその集中している場所を周る 最初は地下宮殿と言われている場所 バシリカ・シスタン 実際は宮殿ではなく地下貯水槽 4世紀にコンスタンティヌスの命によって造られた 巨大な地下貯水槽 奥に歩いていくと 2本の柱の下に2体のメデューサの頭部が 下敷きになっている これは魔力を封じ込めたとか 単なる高さ調整だとか 諸説あり解明されていない アヤソフィア 東ローマ帝国時代(現在の建物は6世紀頃)に キリスト教の教会として建てられたが 15世紀頃オスマン帝国時代に 教会からモスクに改装された経緯がある その為キリスト教とイスラム教が交わった 少し異様な雰囲気のある場所 しかし情報通り 大改修中!! この写真は建物内の右側 写真の写っている範囲のすぐ左から 床から天井まで完璧に覆われていて 全く見る事も出来ないほどの大改修ぶり まぁかろうじて雰囲気は味わえた 続いては公園を挟んで向かいにある スルタン・アフメット・モスク (通称ブルーモスク) こちらも大改修中 世界で唯一6本あるミナレット (お祈りの時間を告げる為の塔)も なんと1本が改修中…というか ない!! まさかの作り直し中? そして ココはモスク イスタンブールのモスクの多くは イスラム教徒でなくても入る事ができる (世界中の多くのモスクは教徒以外は入る事ができない事が多い) しかし肌の露出は厳禁 特に女性 なのでスカーフなどを貸してくれる モスク内部に入場 … この写真の場所以外 天井が全面板で覆われている!! 2mくらい...

トルコの絶景 世界遺産カッパドキア

トルコ3日目 イスタンブールから長距離深夜バスに乗り この旅最後の町 世界遺産カッパドキアのある町 ギョレメに向かう 長距離(深夜)バスに乗るのも 後残すところこの往復の2回 しかし、もう深夜バスでは寝れない… 体が慣れ過ぎたのか拒絶しているのか… まぁそれも後2回 バスまで時間を潰し 19時に旅行会社前にてピックアップ イスタンブールのバスターミナルは 街の中心地から結構離れている 自力で行くのも勿論可能だが 重い荷物を持ってイスタンブールの人だかりを行くのは なかなか骨が折れる なので街の中にある旅行会社でバスチケットを買う すると少し値段は高くなるが バスターミナルまで連れて行ってもらえる その方が遥かに楽なので最後くらい少し贅沢することにした バスは20:30出発 ギョレメ到着は翌8:30 12時間のバス移動 案の定あまり寝れない… この日は日本で言う中秋の名月 バスの車窓からは綺麗な月が見えていた トルコ4日目 定刻通りバスはギョレメに到着 早速この地域らしい奇岩が至る所にある ギョレメ滞在は到着日を含めて3日 この旅も後5日で終わる 宿に荷物を預けに行くと 「今日これからどうする?」 「何かしらのツアーならまだ間に合うよ」 と言ってくれた せっかくなので日中のツアーに参加することにした ギョレメ発の主なツアーは3タイプ レッドツアー グリーンツアー ブルーツアー 他にもホースライディングやバギー、キャメルライドなど 様々なツアーもある その中で1番人気らしい グリーンツアー に参加する事にした 宿の主人が連絡を取ってくれて すぐにピックアップのバンがやって来た まず向かったのは地下都市 デリンクユの地下都市 地下都市の紀元は諸説ある 紀元前15世紀から12世紀にかけて ヒッタイト人により造られた説 紀元前8世紀から7世紀にかけて フリギア人によって造られた説などがある 巨大な地下都市は1世紀から3世紀にかけて 初期のキリスト教徒がイスラム教徒の迫害から 逃れるために住んでいた歴史もある 現在発...