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世界遺産ナスカの地上絵を上空から観賞

ペルー10日目

朝ナスカに向けて出発
イカからは約2時間
チャーターした車は何と軽自動車のワンボックス(通称ケッパコ)
時速120kmほどのスピードで
エンジンがうなりを上げて砂漠の道を疾走してゆく

ナスカに到着
ナスカの飛行場は思ったよりもこじんまりしていて観光客もまばらだ
機長、副機長合わせて8人乗り程度の小さなセスナばかり停まっている
もしかしたら観光用の大きめのセスナは違う飛行場から飛ぶのか?
それとも混み合うシーズンが違うのか

前日にツアー代金は支払い済みなのでスムーズに進む
(イカ⇔ナスカの送迎+セスナ代 1人140USD
搭乗手続きを終えていよいよセスナに乗り込む

観光客は6人
事前の体重測定によって座席が決まる
前から体重の重い順のようだ
機体のバランスをとるためだろう

いよいよテイクオフ
ヘッドフォン越しに副機長兼ガイドが説明をしてくれる
小型のセスナなのでやはりなかなか揺れる
風にあおられ時折ふわっと胃の浮く感じ
あの感じが苦手な人には辛いだろうと思い横を見ると
案の定、妻の顔は少し歪んでいた

世界遺産ナスカの地上絵


ハチドリ
ナスカの地上絵といえばこのハチドリではないだろうか
完璧なまでに美しい


宇宙飛行士
山の斜面に描かれておりあまりはっきりとしない


このあたりからくっきりとした線がみられた


コンドル
確かにみんなが言うように
右に左に旋回するセスナは乗り物酔いのある人には
なかなか厳しい体験かもしれない
しかしみんなが言っている
「あまりはっきり見えなかった。小さすぎて確認できるかどうか。」
とは違った
小型機だからなのか
そこそこの低空飛行だったので
全ての地上絵がはっきりと確認でき
写真も撮れるくらいの距離間でセスナは飛んでいた
(揺れる+酔う為しっかりと狙えないのも事実)


クモ
それにしてもこのようなもの
なぜ、何の目的で、と考えるとワクワクしてくる


地上絵作成は様々な説が議論され
有力な説も数個あるが、どれも確証にいたらず現在も不明
描画方法は解明されている
拡大法により酸化し赤茶けた大地を線の部分のみ取り除き
酸化していない部分を露出させるという方法

書かれた年代は紀元前200年~紀元後800年の間のナスカ文化時代
宇宙交信用なのか、それとも暦法(夏至、冬至など)関連説なのか
はたまた社会事業だったのか
憶測は尽きない


手と木
道路横にあるミラドール(展望台)から見ることのできる地上絵
意外としっかりと見えるらしいので
節約の為にこっちに行く人も多数いるという


セスナに乗って約30分の地上絵鑑賞
少し値段は高いが
この地球ロマンを見る価値はある

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