ボリビア5日目
18:00
スクレからサマイパ0タまでバス移動
前日に購入していたバス会社のバスが到着
なんと、かなり上等のバスだ
期待通りカマの3列シート
空調も絶好調
席も抜群に広い
そして定刻発車
スクレ⇔サンタクルス間は悪路で有名との事なのでこれは嬉しい
ボロボロの看板を掲げて70BOB(1,075JPY)と言ってきた会社にしなくてよかった
値段は倍だが…
バス会社はEL MEXICANO S.R.L.覚えておこう
バスに乗り込み悪路と噂の道との闘いが始まった
…
思っていたより悪路ではないぞ
確かに山道なのでグネグネ道とアップダウンの連続だが
一応舗装はされているみたいだ
未舗装の道を永遠と走るミャンマーのバスの方がきつかったかな?
(乗り物に弱く酔ってしまう妻は少し酔ったみたいだった…)
バスの中は映画が上映中
当たり前のようにスペイン語の吹き替え
どこのバスもそうだがせめて英語音声のスペイン語字幕
もしくは逆にしてもらいたいものだ
まったくわからない
そして映画の途中から始まってエンディングまで
その後再スタートしてすぐに電源を切る
これも大体のバスがこれ
見せる気はあまりないようだ
ボリビア6日目
定刻より3時間早く到着
3:00
サマイパタ
田舎の小さな町
バスターミナルもなく路上に降ろされる
数本の外灯を除きあたりは真っ暗
店などどこも開いてはいない
仕方なくベンチで半野宿
5:00
雨が降ってきた…
雨をしのげそうな場所に移動
すると6匹ほどの野良犬が
吠えながらこちらに向かって走ってくる
めっちゃ怖いやん…
後退して誰かの家の前の屋根で明るくなるのを待つ
6:30
明るくなり雨も上がったので宿近くの公園へ移動
ボリビアに入ってからこのような待ちが多い気がする…
10:00
お店も少しづつ開店してきたので朝食
そして宿に荷物を預けチェックインまで観光をする事に
こんな田舎町に来た理由
それは世界遺産の遺跡があるから
「エル・フエルテ」という遺跡
日本では何故か「サマイパタの砦」と呼ばれている
この遺跡は考古学的に物凄く価値のある遺跡で
新大陸発見以前の文明による宗教遺跡
すなわち今となっては未知の宗教の遺跡
そしてこの地は様々な文化が行きかう文化のるつぼで
古いもので紀元400年頃のモホコヤ文化
1,400~1,500年頃のインカ文明を経て
スペイン統治時代まで様々な史跡を見る事ができるらしい
サマイパタの町から約10km
徒歩で行く事も可能だが後半6.5kmはかなりきつい登りのようだ
町の中心にある公園付近で乗り合いタクシーが止まっているのでそれで行くことに
往復+待ち時間2時間 1人50BOB(750JPY)
遺跡到着
入場料は1人50BOB(750JPY)
町にあるミュージアムにも共通の券で行くことができる
山の上に築かれた遺跡
この大きな一枚岩に様々な模様や動物、宗教的なものが彫られている
昔はこの上を歩くことができたらしいが
足の踏み跡などで彫が痛んできた為
現在はその周りを周る遊歩道からの見学となる
それにしてもどこの石の遺跡に行っても思う事だが
昔の人々はどのようにしてこれだけの岩(石)を削ったのだろう
途方もない時間がかかっているのか
それとも現代人の知らない何か特別な方法があったのか
住居跡や儀式用の部屋など
様々な部屋が残っていた
様々な時代の人々が
この岩の宗教的な建造物の周りに集まって来ていたという事なのか
この写真のような穴が数か所あったが
ここには胎児の様な格好で人が埋葬されていたらしい
儀式的なものなのかお墓なのか
この遺跡、ほとんど人がいない穴場の遺跡
確かに少し訪れにくい場所でもある
歩いて回っても2時間もかからない
今回サマイパタを訪れたのもこの遺跡が見たかったから以外に理由がなく
そして他に見るところもないので
明日にはスクレに帰る
この往復を無駄ととるか否かは実際に訪れてみてから考えるしかない
個人的には満足
金銭的には少し無駄
といったところか
ちなみにサマイパタには2人ほど日本人が暮らしているらしい
よく世界一周中のブログなどで
この地を訪れその日本人に会いに行くというブログを見るが
自分なら少し迷惑な気がしてしまったので
訪問するのは止めた
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