メキシコ3日目
世界旅行の準備中
情報収集の為にいろんな方々のブログを読み漁っていた
過去のブロガーの方々
現在世界一周中もしくは世界旅行中の方々
英語も喋れず、ましてや他の言語など全くの意味不明
呪文のようにしか聞こえない
それでも世界を見たい気持ちが強くて
世界に飛び出したが現実は甘くなく
宿の情報、観光情報や治安、通貨など金銭的な情報
過去の旅人、現在の旅人
さまざまな情報を得ることでここまで旅をしてきた
その中でも一番大変なのは移動
あの場所にはどうやって行くのか
どの場所からどんな移動手段があるのか
英語すら微妙な状態では体験した方々の情報があってこそ
本当に感謝しています
ネットの発達によってそういった事が
遥かに楽になった
こんな俺たちでも旅ができる
そうやって夫婦で旅をしてきて約半年
世界旅行を計画していた頃から
度々読ませていただいていたブロガーの人たち
現在進行形の彼ら(彼女ら)は
別に接点があるわけではなく
一方的に読ませてもらっていただけなのだが
準備中の段階では少し憧れであり
旅に出てからは同じ時期に世界を周っている
勝手にどこか仲間のような気持ちもあり
でも俺よりも遥かに文才があり
遥かに写真がすごかったりと
尊敬しつつブログを読ませてもらっていた
そんな彼ら(彼女ら)も続々と旅を終え
準備段階から読ませてもらっていた方々の
最後の一人が先日旅を終えた
彼のブログを読んでいるのは楽しく
そんなブログを読みながら自分のブログを読み直す
結局のところ旅ブログとは何なのか
ふとそんな事が頭をよぎった
旅の日記?
旅の情報?
各々ブログのスタイルがある
旅に出て今までもこれからも頼りになる
旅の情報ブログ
一番読んでいるであろうその手のブログ
一番読んでいるからこそ
頭の片隅にそのことがあったのかもしれない
この場所からあそこまではこうやって行く
ここからあそこまではいくらだった
このバス会社がよかった
旅の記録という名のもと
情報を後生に残す
そんな大それた事じゃないけど
もし誰かがこのブログを読んで
参考にしてもらえたら…
最近はそんな事ばかり気にして書いている
でも元々ブログを始めたきっかけは
旅の日記
手書きの日記が苦手だから
趣味のカメラで撮った写真を添えて日記を書こう
それを元に日本に帰ってから1冊の本にしよう
それをこれから生まれてくるであろう子供たちに見せてあげよう
そんな事を思い始めたのに
違う方向に行ってしまっている気がする
ので
スタイルを変えよう
旅の情報は文才のある皆様にお任せして…
書きたいように書く
もともと日記と情報が混在して中途半端なんだよ!
気を取り直して
メキシコ3日目
妻と朝早くに起きて行動を開始する約束をしていたのに
寝坊
早起きする理由は
メキシコシティから約1時間ほどのところにある
遺跡を見に行く予定だったからだ
遺跡へはバスで向かうのだが
メキシコシティのバスターミナルまで行くのに
通勤時間と重なると満員電車、満員バス
それだけは嫌だ
田舎生まれの俺には満員電車とかほとんど経験ない
人と人の距離が近すぎて嫌
だから早起きするつもりだったのに…
まぁいいけど
行動を開始しメトロに乗ると
思っていたより空いていたのでラッキーだった
それにしてもメキシコシティのメトロは安いな
一律5MX$(30JPY)だからな
日本もそうなればいいのに
あ、暮らしている三重には地下鉄なんてなかった!
ならば、せめてもう少し運行ダイアを増やしていただきたい
お願いします!
ならば、せめてもう少し運行ダイアを増やしていただきたい
お願いします!
バスターミナルから遺跡までのチケットを買い乗車
頻繁に出ているっぽいから
何時に行っても大丈夫そうだ
バスは空調なし
メキシコは暑いんだから空調くらい付けてください
でも1人52MX$(155JPY)だから文句は言えない
などと思いながら遺跡に到着
世界遺産テオティワカン
紀元前200年から紀元700年頃まで栄えた
テオティワカン文明の中心的宗教都市遺跡
約1,000km離れたマヤ文明とも交流があり
大きな影響を与えたとされる文明
テオティワカンはテオティワカン人の宇宙観、宗教観を
表す極めて計画的に設計された都市で
太陽のピラミッド、月のピラミッド、死者の道が起点となり
各施設が配置されている
12世紀頃この地にやってきたアステカ人により
すでに廃墟となっていたこの都市が発見され
テオティワカンと命名され
その後崇拝対象になったようだ
太陽のピラミッド頂上から
死者の道と月のピラミッド
月のピラミッドから
死者の道と太陽のピラミッド
太陽のピラミッドの底面の大きさは
世界第3位
しかし高さはそれほどない
という事はゆるい傾斜で登りやすい
と、思いきや結構シンドイ…
初の中央アメリカの文明遺跡
今まで見てきた南米の遺跡とはやはりまるで違う
修復されたケツァルコアトル神殿の装飾
当時はこれに色が付いていたんだろうな
かなり綺麗だったんだろう
ケツァルコアトルは水や農耕に関わる蛇神で
文明一般を人類に授けた文化神
人類に火をもたらした神ともされている
ようは多能な神
羽毛ある蛇という意味のケツァルコアトル
マヤ文明ではククルカンという名で崇拝されていたようだ
人身供犠(生贄)を好まず
それ故にテスカトリポカと対立し…
また楽しそうな神話が出てきたな
勉強しよう!アステカ神話!
そして白い顔の男性とも考えられていて
16世紀コンキスタドール(スペインの征服者)が侵略してきた際
その年が偶然にも「一の葦の年」(ようは大事な年かな?)であり
スペイン人が白人であることから
ケツァルコアトルの再来かと錯覚し、対応を遅らせたという
逸話も残っている
ホント歴史って勉強すればするほど面白いよ
ただ、昼食を考えずに来てしまった為に
そろそろ空腹の限界
メキシコシティに戻ろう
メキシコシティに戻り遅めの昼食
そしてバスターミナルからそこそこ近い教会へ
グアダルーペ寺院
ここには有名な「褐色のマリア」がある
この地はカトリックが公認している聖母出現譚の1つで
度々重病を治す褐色の肌の聖母が現れた土地
この土地はもともとインディオ達が崇拝していた
アステカの女神トナンツィンの信仰の中心地であったことから
この褐色の聖母はトナンツィンではないかとインディオ達は思い
聖母への信仰が強まっていった
それを受けインディオ達がキリスト教を受け入れやすくする為に
古来の宗教とキリスト教が共存することをある程度許容したことで
あらゆる階層の人々の信仰を集めていったようだ
聖堂内部は緩い坂になっている
それにしてもカトリック教やキリスト教など
教会を訪れるといつも不思議な気持ちになる
宗教とか信仰とか
その類の力の凄さ
何かを信じるとか信じないとか
日本人はもっと考えた方がいい気がする
宗教とか権力とか政治とか…
「俺は別に関係ないし」
そんなヤツが多すぎる
まぁそういうのにどっぷりもいいとは思わないが…
天上には豪華なフレスコ画が
で、肝心の「褐色の聖母」だが…
なんかミサみたいなのが執り行われていて
全然近づけず…
かなり遠目から見るに終わった
肌の色とか分からんくらい遠い…
まぁしゃあないか
今晩の晩御飯は昨日スーパーで見つけた御馳走
そう!
日本の白米とNISSIN UFO
3ヵ月ぶりの白米と焼きそば
最高のディナーでした
instagram⇒kz.photo.travel

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