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メリダからチチェン・イッツァを経由してカンクンまでバス移動 世界遺産チチェン・イッツァと神秘の泉

メキシコ17日目

メリダからカンクンまでバス移動
その途中でチチェン・イッツァに寄り道

8:00発メリダ→チチェン・イッツァ10:00着
17:30発チチェン・イッツァ→カンクン9:00着
の予定で動こうと思う

チチェン・イッツァにはバゲッジクロークがあるらしいので
バックパックを持って移動
これでクロークがなかったら最悪…

メリダ→チチェン・イッツァは様々な時間でバスが出ている
1等バスであるADOは高いので2等バスのORIENTで移動

チチェン・イッツァ→カンクンは16時だいのバスもあるのだが
この時間のバスはADOバスなので高い
これもORIENTという2等バスなら半額くらい

まぁ結局バックパッカーにはメキシコの1等バスは高いのです

それにしてもこれでメキシコの遺跡巡りもこれで最後
一番のメインが最後になった
あぁ早く見てみたい
あの美しいと有名なチチェン・イッツァのピラミッド


だいたい時間通りチチェン・イッツァに到着
バスを降りたら凄い人…
さすがメキシコ随一の観光地

凄い人なので少し気持ちが萎える
ならばこの近くにセノーテがあるので
先にそのセノーテに行き少しでも混雑を避けよう

情報通りバゲッジクロークがあったので
クロークにバックパックを預ける事ができたので
これで身軽になった

チチェン・イッツァから観光地価格のタクシーに乗り10分で到着

セノーテ・イキル


まさに神秘の泉

来てよかった!
天上が開いていて空から光が降り注ぐ
洞窟感とセノーテの青さ
上から垂れた蔓が一層神秘さを増している

残念ながらセノーテ自体はそれはど綺麗ではない
しかし雰囲気が最高


泳ぐ用意をしていなかったので写真だけ撮って退散
そして帰る途中
カメラのレンズキャップがセノーテに捧げられました…

セノーテ・イキルからチチェン・イッツァに戻る
予想通りとはいかず相変わらずの人混み

遺跡の入場料を支払う
それにしてもメキシコの遺跡でたまにある
入場料+市税
この”市税”
これが高すぎる…
入場料45MX$に対し市税207MX$
合計252MX$(1415JPY)

この市税…
外国人に支払わせる必要があるのか?
というかそもそも外国人に支払わせるための税金か
だって基本メキシコ人は入場料かなり安いし
メキシコ人は入場料タダの日あるしね

チチェン・イッツァ


世界遺産のマヤ文明の遺跡
北部マヤの中心地でありながら
トルテカ(中央アメリカ)の影響を強く受け
マヤとメキシコの文化の融合都市としても
非常に面白い遺跡

カスティーヨ


マヤの最高神ククルカン(ケツァルコアトル)を祭るピラミッド
カスティーヨ内部にはもう一つ神殿があり
ジャガーを象った玉座や
生贄の心臓を太陽に捧げる為に使われた
チャックモール像が置かれている


このピラミッドはマヤの天文学、建築学を最大限使って建てられており
「歴のピラミッド」とも呼ばれている
北西の階段の最下部にはククルカンの頭部の彫刻があり
春分の日、秋分の日の太陽が沈む時
真西から照らされたピラミッドの階段には
ククルカンの胴体が陰で現れ
”ククルカンの降臨”
と呼ばれている


球技場跡


マヤの遺跡には大体存在する球技場
チチェン・イッツァのものはマヤ遺跡最大規模


マヤの球技
どんな球技なのか気になっていたので調べてみた


”2つのチームに分かれ、ゴムで作られた非常に重いボールを
腰で打って相手のコートに入れる
上部にある石の輪に入れると即座に勝利だというが
現実には困難と思われる”

”また、試合が白熱すると雨が降り豊作になると信じられていた
勝敗によって生贄が決まったとされているが
生贄は勝者とも敗者とも言われており定かではないようだ”

いや…試合に勝ったら生贄って…
嫌でしょうよ
けどわざと負けたら生贄どころじゃないんだろうね


わかりますか?
壁が微妙に内側に反っており
音が反響するようになっている
これもマヤ建築が非常に高度と言われている一つの理由


球技場側面には様々なレリーフがある


ツォンパントリ


生贄の骸骨を大衆にさらす場所で
壁一面には様々な頭蓋骨の彫刻がおどろおどろしく彫られている


戦士の神殿


戦士の浮彫が施された石柱が数多くあり
千本柱の神殿とも呼ばれている
トルテカ建築が色濃く出ている神殿


千本柱の神殿と言われているだけあり
凄い数の石柱


中には戦士の浮彫がハッキリと残っているものもある
(レプリカだろうけど)


カラコル


古代マヤ人の天文観測所
3つの窓が残っており
南には、真南(子午線)に向かう窓
西南には月没の最北端を見る窓
西には角度によって春分、秋分の日没と月没の最北端を
正確に観測できるらしい

天文台の台座の正面は真西から27.5度北に向いていて
金星が最も北に沈む方向なのだという

マヤ人の天文学は本当に凄い


尼僧院


ウシュマルでも見た尼僧院
こちらも夥しい数の”チャク像”が施されている


雨と雷を司る神チャク

よほどこの地には雨が降らないのだろう
これほど過剰にチャクを祭るマヤ人

そもそも文明というものは昔から大河の傍に繁栄してきた
しかしマヤはそのような大河がない場所に繁栄を極めた文明
セノーテなどの湧水と少しの雨水を見事に利用できるように設計された
用水路と貯水槽
それらを巧みに使えたマヤ人だからこそ
この地に繁栄できたのだろう
水がどれほど大切なのかがわかる

遺跡見学を終えバスを待つ
17:20発のバスを待っていると17:00にバスがやって来た
聞いてみると時間違っても乗っていいとの事なので乗車
ラッキーだ
少しでも早くカンクンに行ける

と思っていたら
まぁ途中乗車、途中下車が多いこと多いこと
結局カンクンに到着したのは21:30
4時間半ほどかかった事になる
メリダからカンクンまでADO社のダイレクトバスなら4時間らしいので
メリダにもう一泊してダイレクトバスでカンクンでもよかったな

さぁメキシコ最後の都市カンクン
といっても何もする予定はなく
明後日からのキューバの計画を練る
キューバはネットが壊滅的なので
下調べがかなり必要のようだ

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