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カナダ大移動 バスでトロントから一気にやって来た超絶に美しい島 プリンスエドワード島

カナダ3日目

トロントから移動する日

当初の予定ではカナダを東へ
モントリオール、ケベックと移動し
最終プリンス・エドワード島(以下PEI)まで行き
その後カナダを出る飛行機がモントリオール発の為
もう一度モントリオールまで戻る予定だった

しかし例に習って直前まで移動手段を確保しなかった為
モントリオール、ケベックの移動費が
とんでもなく高額になってしまった…

ならばと急遽予定を変更して
まず一番東にあるPEIまで行ってから
西へケベック、モントリオールと戻ってくる事にした

しかしトロント⇔PEIは約1700kmも離れている
久しぶりの"超"(長)時間バス移動の開始だ

11:30
トロントを出発
16:30
モントリオールに到着
5時間ほど待ち
21:30
ケベックに向けて出発

カナダ4日目

00:30
ケベックに到着
そのまますぐにバスを乗り換え
02:30
リビエール ドゥ・ルーに到着
ここで2時間待機
04:30
モンクトンに向けて出発
12:00
モンクトンに到着
またすぐにバスに乗り込む
13:30
アマーストに到着
14:00
PEIに向けて最後の乗車
15:30
ついにPEIの中心の街
シャーロットタウンに到着

結局28時間の移動となった

本来こんな無茶な移動などしたくはないが
南米で鍛えられたおかげか
それほど苦痛ではないのが怖い…

しかしさすがにシンドイので
そのまま宿にて休息

カナダ5日目

朝から雨が降り続く…
さほど雨脚は強くはないが
風も伴ってなかなかの天候

昨日の移動疲れも残っているので
昼食がてらに夕食を調達し
それ以外は部屋に籠る

カナダの東の端
それも島に来たのに
1日部屋に閉じこもる

度々起こるこのダラケ

これも我が家の旅のスタイル


カナダ6日目

天気も回復
どころか快晴の朝だ!

ようやく観光開始
まずはPEIの移動手段を確保せねば

この島は愛媛県ほどの大きさの小さな島
公共交通機関がほぼ無く
タクシーもほとんどいない
ホテルなどで呼んでもらう程度しか走っていない
というか流しなど皆無
観光地なので一応観光バスはあるようだが
1日に2便程度でシャーロットタウンと
観光の目玉であるキャヴンディッシュを結んでいるのみのようだ

その為レンタカーは必須
もちろんツアー以外の観光客のほとんどが
レンタカーを借りる為
予約なしでは借りれない事が多い

昨日部屋でダラケていた時に予約しておけばいいものを
完全にスイッチを切っていた為
予約をしていない

目星をつけていたレンタカー会社に行ってはみたものの
当然門前払いをくらった

部屋に帰って検索を試みる

どこか空きがあるレンタカー会社は…

あ、あった!


シャーロットタウンの海に近い場所にある
マリオット(かな?)の中にある
PEI Car Rental
以外に穴場かもしれないレンタカー会社
他に客はなく
店員も良さげな対応
値段はそれなりだが
空港付近で借りるのと同じか少し安いくらい

無事レンタカーを借り
いざ観光スタート


ここPEI(プリンスエドワード島)は
小説「赤毛のアン」の舞台として有名な島
作者もこの島出身の為
実在する風景や建物が数多くあり
モデルとなった物も多数存在する
(読んだことないけど…)

この小説の魅力の一つである
美しい風景の描写がそのまま存在している場所


(この日の夕方に撮影)
ホントにおとぎ話のような風景画のような場所が多数ある
というか島全体が美しい

日本人観光客もかなり多く人気の島らしいが
今までこの島の事を聞いたことがなかった
「赤毛のアン」好きに特に人気なのだろう

拠点はシャーロットタウン


小さい街だがこの島で一番大きく栄えている
レストランやお土産屋などが多くある


歴史のある建物も多く残っていて
雰囲気もなかなかイイ


この島に来るきっかけは妻

どうしても来たかったらしく
直前まで「赤毛のアン」の小説を読んでいたくらいだ

ということでまずは「赤毛のアン」の名所巡り


赤毛のアンと言うのは邦題で
原題はAnne's Green Gables
アンと緑の切り妻屋根と言う意味

作者のモンゴメリが大好きだった
従姉妹が実際に住んでいた家がモデルとなっている


中にはアンの部屋なども再現されている
(実際は少し違うようだが…)


銀の森屋敷(シルバーブッシュ)と呼ばれる屋敷は
現在ミュージアムとして
モンゴメリが生きていた当時の家具などが展示されている
(写真は屋敷横の倉庫?)


2人中1人が「赤毛のアン」を読んでいない為
そろそろ小説巡りは終了

車を走らせていると次から次へと美しい景色が現れる

フレンチ・リバー

この島の代表的な景色

と、鉢合わせた団体のガイドが説明していた
盗み聞きというやつだ


この島は赤土でできていて
基本的には島内には岩が存在しないそうで
(人が持ってきた岩はある)
所々見られる断崖の表面はもちろん赤土
それが海の水と混ざり
島から近い場所の海水は少し赤みがかった色をしている


「ゆりかご」との別名を持つこの島は
灯台の数がめちゃくちゃ多い

そして絵になる


日が傾いてきた

黄金色になってきた緑の芝と
赤く染まる砂浜
そして空と海の青

なんというコントラスト


この島はどこを切り取っても絶景ばかり
正直こんな2~5日の観光なんかで
満足できるわけがない

久しぶりに本気で住みたいと思った場所に出会えた
明日はどんな風景や絶景を見ることができるかな~



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