イタリア4日目
イタリアの国土の中にあり
世界で5番目に小さい国家
サン・マリノに日帰り観光
朝からボローニャの中央駅に行き
サン・マリノに一番近い街リミニに向かう
ボローニャの駅にて切符を買い
6番ホームから出る列車を待つ
しかし、一向に列車が来ない
イタリアの列車はよく遅れることで有名な為
「また遅れてるんだな」
と思い、待っていた
乗る予定の列車番号が
発車時刻を10分過ぎても掲示板には表示されない
何かおかしいくないか?
…
あっ…
待っていたホームが違っていた…
ボローニャ中央駅はホームがたくさんある
6番ホームと書かれていたので
6番と書かれたホームで待っていた
…
しばらくしてから気付く
6の横に小さくovestって書いてある…
ovest
なんとこの駅は
何も表記のない普通の番号のホームの他に
eastとovestが存在していた
もちろん全部別物
乗る予定だった列車は時刻通り6番から発車
我々が待っていたのは6"ovest"
やっちまった!
なんてわかりにくい…
結局1時間ロスして列車に乗り込む
リミニの街からサン・マリノまでは1時間のバス移動
そのバスも1時間半に1本くらいの運行
予定通りの列車に乗っていれば
丁度良く待ち時間もなくバスに乗れたのに
この列車だと到着してバスの時間まで
約1時間も空いてしまう…
サン・マリノ1日目
結局サン・マリノに到着したのは14時付近
8時半に宿を出発して到着したのが14時
さすがにシンドイわ…
いや、自分らが悪いんだけどさ…
さすがにシンドイわ…
いや、自分らが悪いんだけどさ…
サン・マリノ共和国
始まりは4世紀まで遡る
石工職人であったマリヌス(聖マリーノ)が当時の
キリスト教迫害から逃れるために
この地(ティターノ山)に立て籠もったことが建国の発端
その後17世紀にローマ法王から独立を承認され
世界最古の共和制国家となった
世界遺産にも登録されている
ティターノ山と歴史地区
この国は消費税がない、いわゆるタクスフリーな為
観光客のみならずイタリアからも人々が買い物に訪れる
買い物天国でもある
サン・マリノ旧市街に一歩足を踏み入れると
中世から残る街並みが出迎えてくれる
山に築かれた街なので
アップダウンは激しく道は狭い
しかし
かなり雰囲気はいい!
ホントに中世の街に迷い込んだようだ
建物や階段、道路まで石造り
こういう街は男心をくすぐる
西洋人、欧米人が日本のサムライに憧れるように
日本男児は中世ヨーロッパに一度は憧れを持つものだ
サン・マリノ大聖堂
ギリシャ神殿のような外観が特徴の大聖堂で
街の由来ともなった聖マリノが祀られている
リベルタ広場
リベルタとはリバティ「自由」と言う意味
サン・マリノで重要視されている
民主・中立・自由
その自由の広場に建つ女神像は
自由の女神
アメリカやパリにある自由の女神よりも古い歴史がある女神像
その奥に建つ建物「共和国宮殿」では
一院制の大評議会が開かれていて
今もなお徹底した民主主義と自由を求める議会が開かれている
世界に多く存在する民主主義国家
日本も含め世界中の民主主義国家が
民主主義のもつ悪しき方向へ向かっている
チャーチルの言った
”民主主義は最悪の政治体制である、
これまで試みた民主主義以外の全ての政治体制を除けば”
と言う言葉
まさにその通りなのか
暴走する民主主義
多数が正とする体制
少数派は負と初めから決めつける
より多くの味方をつけた側が正
じゃあその少数派がもし正しかったら?
なんて考えもしない世の中
現在の民主主義はそんな社会
まさに最悪
でも他に方法ある?
それが分かったら人間苦労しないんだろうけど…
サン・マリノには国旗にも描かれている
重要な砦が3つある
グアイタ、チェスタ、モンターレ
中世より侵略からこの地を守った3つの塔
第2の砦チェスタ
(この奥に第3の砦モンターレがある)
中世の頃より残るこの3つの砦は
まさに映画などで見る砦そのもの
3つの砦はそれぞれ登ることもできる
(3つともちゃっかり別々に入場料が必要)
せっかくなので第2の砦チェスタに登ってみた
内部は中世の武器博物館になっていた
それにしてもこの窓の扉
中世感が半端ない!
見張り台
床からは下が見えるようになっていた
日本の城にもよく見られる下見穴
こんなとこ登ってこれるのか?
といつも不思議に思う
昔の人はスゴイ身体能力だったのか
それとも凄腕クライマーだったのか
第2の砦チェスタから見た第1の砦グアイタ
おぉ!これぞまさにサン・マリノの景色
絶景なり!
山に築かれた国家
敵からの侵略を跳ね返した砦
そしてそれを16世紀も守り抜いた人々
カッコ良すぎます!サン・マリノ!
帰りは順調にバス→列車と乗り継ぎ
ボローニャに帰還
それにしてもイタリア人のバス、列車のマナー
悪すぎ!
instagram⇒kz.photo.travel
にほんブログ村
気が向いたら左のバナーをポチっと1クリックお願いします♪
コメント
コメントを投稿