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世界遺産「花の都」フィレンツェに日帰り観光

イタリア5日目

本日は「花の都」フィレンツェ


ボローニャから日帰りで観光
ホントは1泊したかったけどヤムナシ…

今日も列車で移動
ボローニャからフィレンツェまでは列車で2時間くらい
快速的な列車なら35分程度の距離を
貧乏旅行の為、鈍行列車で4倍近い時間を移動
途中乗り換えも必要

まぁ普段なら間違えなく快速を選択する
料金も15EUR(1900JPY)くらい高いだけだし…
いや、結構な大金だな…


昼前にフィレンツェに到着
早速駅を出て人の多さにビックリする…

まぁ一大観光地だしな

このフィレンツェには訪れたい場所が結構ある

ダンテやミケランジェロ、ガリレオなど
歴史的な人物が数多く眠る
サンタ・クローチェ教会

フィレンツェの支配者メディチ家の礼拝堂兼墓所
サン・ロレンツォ教会

ダヴィンチ、ラファエロ
ミケランジェロ、ボッティチェッリなど
教科書で見たことのある絵画がある
ウフィツィ美術館

メディチ家の宮殿
ヴェッキオ宮殿

ミケランジェロのダビデ像がある
アカデミア美術館

そしてフィレンツェの象徴とも言える
ドゥオモとも呼ばれる
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

ドゥオモを望む鐘楼にも登りたい
ジョットの鐘楼

困った…多すぎる…
こうなれば順番を付けるしかない

1番はやっぱりドゥオモを望む鐘楼から写真を撮りたい

しかしこれが厄介の始まり…

鐘楼はジョットの鐘楼と呼ばれている
ココに登るには入場券が必要

その入場券が…

まさかのセット売りオンリー


ドゥオモの付属博物館
ドゥオモの地下にある教会遺構(遺跡)
ドゥオモのクーポラ(ドーム)に登る
ジョットの鐘楼
サン・ジョバンニ洗礼堂

この5つに入場する事ができるセット券(共通券)

18EUR(2350JPY)

マジか…
しかも目玉の1つであるクーポラは
完全予約制
3日後まで予約がいっぱいの為本日は入場できず

正直ジョットの鐘楼以外は
そこまでして行かなくてもいいかなぁ程度

でも鐘楼登りたい…


買っちゃった…

まぁコレを楽しみに来たのだからいいか♪

混んでる昼間は避けて夕方に登る事にして
それまで他の行きたい場所を見学


サンタ・クローチェ教会 8EUR(1040JPY)
サン・ロレンツォ教会 8EUR(1040JPY)
ウフィツィ美術館 20EUR(2600JPY)
アカデミア美術館 16.5EUR(2200JPY)
ヴェッキオ宮殿 10EUR(1300JPY)



全部高すぎるわ!!

ただでさえドゥオモの共通券で痛い出費なのに…
結局どこにも入場することなく
外観だけの観光となった…

あぁ…全部行きたかったのに…


ヴェッキオ宮殿

よく歴史の授業とかで聞いた名前メディチ家
銀行家から(銀行家の前は医師か薬剤師との噂も…)
フィレンツェの君主にまで上り詰めた一族
その途中ではローマ教皇も輩出している

そのメディチ家の宮殿
小説、映画「インフェルノ」では
この宮殿が舞台となったことでも有名

もちろんダンテのデスマスクもある

そして500年の謎が近年少しばかり解かれた場所

500人大広間にあるヴァザーリのフレスコ画
「マルチャーノ・デッラ・キアーナの戦い」には、小さく
”CERCA TROVA”=”探せ 真実は見つかる”
という言葉が書かれている

そして2007年に驚くべき報告があった!

ヴァザーリのフレスコ画の裏に
ダヴィンチが描いた絵が埋まっているという報告

歴史的にも
ヴァザーリによってこの作品が描かれる約60年前
ダヴィンチが同じ場所で
「アンギアーリの戦い」という絵を描き始めた

しかし未完のまま制作は終わり
その壁画を覆うかのように数センチの隙間の上に描かれたのが
今に残るヴァザーリのフレスコ画なのだ

ヴァザーリの「真実を探せ」という言葉と共に眠っていた
巨匠の未完の画
なにやら気になるね…

あぁ…見たかった…
また次回!


門の前にはダビデ像
本物はアカデミア美術館にあり
見に行かない(行けない)のでこれで我慢

このヴェッキオ宮殿の隣が
ウフィツィ美術館
メディチ家が集めた美術品が納められている

それもそのはず
メディチ家は芸術を好む
ロレンツォの時代にはボッティチェッリ、ミケランジェロ
そしてダヴィンチなど数多くの芸術家の
パトロン(後援者みたいなもの)として
ルネサンス文化の立役者の一人とも言われるほど

あぁ…見たかった…
また次回!


フィレンツェを流れるアルノ川に架かる橋

ヴェッキオ橋

この古い橋の歴史は10世紀から始まり
2度の世界大戦でも戦火を逃れ
今なお昔の姿を残している


橋から家が飛び出したような変わった風貌

この橋の上には金細工など貴金属を売る宝飾店が並んでいて
見ていて煌びやか
昔からそうだったのかな?
それとも最近なのかな?
なんで金細工をココで売るようになったんだろう


さぁいい時間になってきたので
(他にどこも見学できないから時間が余ってる)
ドゥオモ広場にやって来た

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

ドゥオモ付属美術館を見学し
いよいよドゥオモの中へ

入口は長蛇の列
到着してすぐ見に行った時と何も変わってない
200mくらい?の列

待つこと1時間
(入場人数制限されたりするけどそれなりに進む)
ようやく中に入る事ができた


派手な外観からわ想像がつかなかった

意外とシンプル


そしてフィレンツェで見たかった絵画やっと1つ見れた

ドメニコ・ディ・ミケリーノ作
「ダンテ、『神曲』の詩人」

ダンテが神曲を携えて
追放されたはずのフィレンツェにいて
更に地獄、煉獄、エデンの園と天球が描かれている


そして忘れちゃいけないのがコレ!
ヴァザーリとフェデリーコの共作
「最後の審判」

もう、凶作ですね!
いや、スゴイ…

クーポラに登ればコレが間近で見る事ができるって…
予約しとけばよかった…

後で写真をじっくり見て楽しみます
あんま上向いてちゃ首おかしくなるからね

ドゥオモ内部の見学を終えて
次は向かいにある洗礼堂へ


サン・ジョバンニ洗礼堂

ココも凄かった…
ココのモザイクの題材も最後の審判

そしてこの洗礼堂の東門

あのミケランジェロが「天国の門」と呼んで絶賛した門がある
現在はレプリカになっていて
オリジナルはドゥオモ付属美術館にある

もちろん行ったときに見学済み


そしていよいよ鐘楼に登る
ホントはもう少し遅い時間の夕暮れくらいに登りたかったけど
入場料高すぎ問題にて疲弊していて
一刻も早く帰りたかったので
もう登ってしまう

そこそこの高さがあるので
少し登るのは疲れる

そしてやっとの思いで見晴らし台までやって来た



全面に網の柵してある…
それも中々太めの網…


そんなはずは…

ガッチリと…隙間なく…

そんなはずは…

だって散々ココからの写真見てきたよ?
明らかに一眼で撮った写真もあったよ?
どうやって撮ったの?

絶対にレンズが通らない大きさの網



試しに妻の持っているミラーレス(OLYMPUS PEN-Lite)を借りた
レンズがギリギリ通る

仕方なくお願いしてカメラを貸してもらった
けど…ギリギリ通っているだけなので
構図などは動かすことができず…

まぁナントカ撮影できたけど…

おい!
せっかく楽しみにしてたのに!!
最近ついたのか?この網!
なんでだぁぁぁ!!!?
物落とすヤツが多いからか?
そうなのか?
それとも鳥が襲撃でもしてくるのか?
そうなのか?


あぁ…ぁ…
悲しい……
チケット高かったのに…


↑限界の1枚
(日本に帰ったらバラで撮ったヤツを意地でも繋いでやる)


なんだか不完全燃焼なフェレンツェでした

もう一回来なきゃならんくなったじゃないか!

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