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イタリア屈指の世界都市ミラノ どうもドゥオモでございます…

イタリア6日目

ボローニャからミラノに移動
この後ローマに向かうには
かなり無駄な工程

しかし明日どうしてもミラノにいなければいけないのだ
その理由は
レオナルド・ダ・ヴィンチ作
「最後の晩餐」
を見る為

この歴史的絵画を見るには
完全予約制

その予約が明日しか空いていなかったのだ
なのでこの工程になった

ミラノに来た理由はもう1つある

ドゥオモ
ミラノ大聖堂を見るため


ミラノ滞在は明日の朝まで
進路を逆走した分を取り戻す為
明日の朝「最後の晩餐」を見た後
ローマに向けて移動する

その為観光できるのは今日のみ

早速宿に荷物を置いて観光開始


聖マウリツィオ教会

ミラノの秘められた宝物
とも呼ばれるこの教会

教会内に一歩入ると
壁一面に描かれたフレスコ画がある

壁にビッシリと描かれたフレスコ画
そこらの美術館よりも見応えがある


多くはルイーニの作

ルイーニはダヴィンチの影響を強く受けた人
中には「最後の晩餐」も描かれていて
どことなくダヴィンチの影が見て取れる

明日ダヴィンチ作の「最後の晩餐」を見て
見比べてみよう

中にはノアの箱舟など
旧約聖書の一場面なども描かれている

いつものようにプラプラと歩いていると
ドゥオモ広場に辿り着いた


うぉ!
これがミラノのドゥオモか!

ミラノ大聖堂  ドゥオモ


デカイ‼️
そして綺麗だ‼️
白の大理石で建てられた
この重厚感と荘厳感は 圧巻の一言


細かい尖塔がこんなにも…

グルリと一周
装飾が凄すぎて上をみているのが疲れる…

中に入る為にチケット売り場を探す

ドゥオモに併設されているチケット売り場を覗く

何やらセット券販売
これはもしや…

25EUR(3260JPY)

高すぎるわ‼️
ドゥオモ入場とテラスと
他にも何やらイロイロ付いている

そんなにいらないんだけどな…

もしやこの券のみってことはないよな…?


あ、ありました
少し離れたところに
ドゥオモ入場とドゥオモの地下とドゥオモ博物館
これら3つ入れて3EUR(390JPY)

いや、コレはコレで安すぎる!

どうやら最初に見た券は
ファストパスみたいな感じのようだった

教会にファストパスって…いる?

まぁ確かにドゥオモに入るのに
15分くらい並んだけど…

ファストパスいる?


大聖堂内部

流石にデカイ


至ってシンプル
だからこそ荘厳


誰かわからないけど
ほぼ全裸なムキムキのハゲた年寄りの像

こういうのは映画とかでは大体敵キャラ


ステンドグラスがキレイでした


ドゥオモ見学を終え
次は併設の博物館


なんと訪れた日(水曜日)は休館

おい!ならもう少し安くしてくれよ!


仕方ないので少し休憩


イタリアの街によくあるレンタサイクル

どことなく仮面ライダーのバイク風

オシャレですね〜イタリアは


ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア

美しいアーケード
ココには高級ブティックがズラリと並んでいた

そして中央の床に描かれた牛のモザイク
この牛の股間あたり?にカカトを起点にして
3周回ると子宝に恵まれるのだとか


いい時間になってきたので観光は終了
ドゥオモの撮影タイム

夕方になると辺りは陽の光が遮られ影になる
そしてドゥオモだけが黄金色に照らされていた

こういう設計なのか?


完全に日が沈むと街がライトアップされる
もちろんドゥオモも

周りがオレンジ色のライトに対し
ドゥオモは少し白っぽいライト

まるで暗闇に浮かび上がっているようで
めちゃくちゃ綺麗

日暮れからみっちり2時間ほど撮影していた
そろそろ帰ります



イタリア7日目

朝から行動開始
むしろミラノは今日が本番

「最後の晩餐」を見る為に
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に行く

観賞の予約は8:30

20分前までに現地に行き
予約票とチケットを交換する

ココで20分前までに行かないと
自動でキャンセル扱いになり
当日券となるらしい

教会前には当日券を求めて
すでに何人か待っていた

無事交換も終わり
いよいよご対面

15分という時間制限のもと観賞する

係員により開閉される
複数枚のガラス戸を抜けてその場所に行く
かなり厳重

それもそのはず

ダヴィンチが描きたかったのは
遠近感がよりハッキリとしたフレスコ画

普通フレスコ画は漆喰が乾ききる前に
塗料を塗り重ねて描いていき
漆喰が乾く頃には塗料が直接染み込むというもの

ダヴィンチは漆喰の上にテンペラ絵の具で描いた

そうする事で時間をかけ製作でき
特微的な明暗と緩やかな陰影を描くことができた

しかしその画法を取り入れた為
温度湿度変化に脆く
数十年で劣化してしまう

そして劣化したこの名画は
一体何の絵なのかさえわからないほどまでに痛み
長らく放置された
その過程でぞんざいな扱いを受け
更に劣化

何度か修復を試みるも
当時の修復技術では限界もあり…

と、まぁいろいろあったこの画

最近だと1999年に終了
この巨大な絵画を他へ移し
管理することは不可能だとし
現在は温度湿度を計り
埃を取り払う空調システムを導入した環境で
保護されている

だから厳重

まぁ付け焼き刃の知識だけど



いやぁ思っていた以上に薄い色
そしてなんというか…
全体的にフワッとしている

それにしても、よくある
"絵に吸い込まれる感じ"

素晴らしい名画なのだと再認識

15分微動だにせずじっくりと観賞
「もう終わりだよ!」と
最後は少し怒られ気味に退散

いやぁ見れてよかった♪

観賞した後すぐに宿に戻りチェックアウト
このままバスでローマへ向かう

ローマ到着は20:30

宿に行き長距離移動の疲れを癒す

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