スキップしてメイン コンテンツに移動

ユーラシア大陸最西端の国ポルトガル リスボンから日帰りでシントラ観光

スペイン6日目

9:30
ポルトガルの首都リスボンに向けてバスは出発した
スペインのバスは全席座席指定なので
あの醜い座席争奪戦を繰り広げなくていいので
かなり楽だ

そういうところで南米との繋がりを感じる
南米諸国はやはりスペインの血が流れていたのだと

バスはスペインを東へ走る
スペインはやはり今までのヨーロッパの国々とは
景色が全く違う

永遠と続く荒野と岩

何故か南米を思い出す

景色すらも似ていたのかと思いながら
いろいろと思いを馳せる

するとバスはおもむろにガソリンスタンド脇に停車した

どうしたのだ?

どうやらタイヤの空気圧がおかしいらしい
タイヤに空気を注入するも
直ぐに空気は抜けていく

これ、パンクじゃない?

と気づいたのは停車してから約1時間後
運転手は急いでタイヤ交換をする
その間乗客に運転手は
「好きにくつろいでていいよ」
と言う

高速道路のガソリンスタンドでだ!

何をすることもできないじゃないか
どうやってくつろげと?

こういうところも南米っぽい
というか南米がスペインぽいのか

こういう自由放置型な感じは好きだ

結局約2時間遅れでリスボンに到着
10時間かかってしまった

43ヶ国目
国数的にはヨーロッパ最後の国
ポルトガルに到着


ポルトガル1日目

今日は疲れたので宿に入り休息
明日の早朝から
リスボンに来たら是非夜明けのタイミングで
写真撮影をしたいと思っていた場所に行くため
早めの就寝


ポルトガル2日目

早朝4:45起床

まだまだ空は暗い

というかこの時期(9月頭)のポルトガルの夜明けが
7:15とかなり遅い

どうなっとるんじゃぃ

夜明けが遅いという事は
人々の活動開始時間も遅いという事

目的のポイントまで行くのに
昼間ならメトロ(地下鉄)で向かうのだが
メトロの始発が6:30頃
それでは夜明けに間に合わない

遅すぎる…

仕方ないので
宿から約30分歩き
路線バスの始発に乗り
バスを降りてから15分くらい歩き
ポイントに向かう事にした

ポイントまでは約90分
自動車なら15分の距離なのに…

なのでこんなにも早い時間の起床&出発となった

比較的治安のいいとされているリスボン

都市治安ランキングでは東京よりも↑(治安がいい)
しかし明け方というか深夜の移動

流石に注意しながらの移動だ

街にはチラホラ人影がある
飲み屋帰りらしき人々
中には若い女性2人組が
酔っぱらいながら歩いていたりする

まぁ治安がソコソコ良い証拠か…

バスに乗ると座席はほぼ満員
みんなこんな時間に何してんだろう…

だいたい時間通りにポイントに到着

今回撮影に来たポイントは

ヴァスコ・ダ・ガマ橋

ヨーロッパで一番長い橋
全長17.2kmとかなり長いので
橋は地平線に消えていくほど長い
この橋のリスボン側から見る朝日は
それはそれは美しいのだとか

カメラと三脚をセッティングし朝日を待つ
他に2組のカメラマンが撮影に来ていた

それにしてもリスボンの朝晩は冷える
この時期は乾季らしく朝晩の冷え込みが激しいらしい

寒さと闘いながら朝日を待つ

!!!

来ました!朝日!!

いやぁ噂通り綺麗だ!

何とも贅沢な時間を過ごした

もっと贅沢を言うなれば
NDフィルターが欲しい…

朝日が昇りきって撮影終了

今日はこのまま観光スタート
歩いて20分くらいの場所にある鉄道駅から
鉄道に40分程乗りシントラというところに行く

あぁ…眠い…
これは今日シンドクなりそうだ…


シントラに到着
ここシントラにはポルトガルを代表する宮殿がある
ペーナ宮殿

シントラ駅を出てすぐにあるバス乗り場で周遊券を買う

周遊券は2種類

1路線乗り放題か
シントラ周辺の路線バス乗り放題かの2種類

ペーナ宮殿やシントラ宮殿に行くのみの場合は
434番という1路線乗り放題で事足りるが
もしユーラシア大陸最西端のロカ岬まで行こうと思うと
シントラ周辺の路線バス乗り放題を買ったほうがいい

最東端の島国から最西端の岬へ…
ロカ岬…行きたかったけど
きっと今日のコンディションでは無理そうだ…
なんせ眠い…

考えた結果1路線乗り放題を買う事にした

まず向かったのはシントラ観光で1番人気

ペーナ宮殿


まるでディズニーランドとかにある
ハリボテ感満載の宮殿というかお城


もともとは岩山に築かれた修道院であったが
1755年のリスボン地震により崩壊
その後廃墟となっていたが
19世紀に入り
この地に魅了されたフェルナンド2世により再建された


フェルナンド2世はロマン主義的であり
空想的な夢も持っていた
そして19世紀に流行した”異国風”により
それぞれが中途半端に繁栄され
様々な建築様式が入り交じり
不思議な建物となった

内部見学は…
…まぁ普通…確かにいろいろ混ざってて面白いけど…
くらいの感想

なんにせよ見学ルートが決められているこの宮殿では
人が多すぎて終始大渋滞なので
あまりじっくり見る事ができない…

人混みが苦手な2人はそそくさと宮殿を後にした

宮殿の敷地内はかなり広い

その中でHIGH CROSSという
山頂に建つ十字架の下で
この宮殿の美しい姿を見る事ができるとうことで
山頂に行ってみた

登りが続き20分くらい登るとその場所に着く


良い眺め
でも少しガスってる…残念…

さぁ続いては…

ムーア人が築いた歴史を感じる城跡か?
世界遺産のシントラ宮殿か?



ネムイ…

眠いのでどうしても行きたかった場所に行って
シントラ観光を終わることにする…

 

レガレイラ宮殿

ペーナ宮殿とシントラ宮殿
そしてこの宮殿の3つ合わせての世界遺産登録

19世紀末
とある富豪がこの宮殿を買い取り
彼のイデオロギーを注ぎ込んで改築したという宮殿

彼のイデオロギー…

彼は少し変わっていたらしく
様々な宗教、伝説、秘密などを暗示するものが
数多く残されているが
正確にはよくわからないらしい


そして敷地内に造られた様々なモノ

岩かと思ったら岩1枚が回転扉になっていて
その先にはダンテの神曲を思わせる螺旋階段が
地下へと繋がっており
更にその先には真っ暗闇の洞窟が続き
そして庭園に造られた滝の裏側に…

なんて仕掛けが他にも盛りだくさんの
リアルRPGダンジョン


こんなんとか


こんなんとかがそこら中に散らばっている

結局のところ
彼がその方面の人なのか
それともただの趣味なのか

それすらもよくわからない

でもダンジョンを探検してるみたいで
更に謎めいたものが多くて
ただただ楽しい♪

そんな場所だった


遠くの方にはムーア人の城跡が見える

あぁ…あんな所行かなくてよかった…
今日行ってたら倒れてたな~

でも行っときゃ~よかったかなぁ?
見るからに凄そうだもんな~

まぁいいか

帰りの列車に乗ってリスボンまで帰る



instagram⇒kz.photo.travel
にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村
気が向いたら左のバナーをポチっと1クリックお願いします♪

コメント

このブログの人気の投稿

ワラスからチャチャポヤスを目指して 経由地トルヒージョと世界遺産チャンチャン遺跡

ペルー17日目 ワラスから次なる目的地チャチャポヤスを目指して 二夜連続の夜行バス移動 まずは夜行バス(1夜目)でトルヒージョという街まで行く 昼間のうちにトルヒージョからチクラヨという街へ移動 チクラヨから夜行バス(2夜目)でチャチャポヤスへ このルートを選んだ理由はトルヒージョからチャチャポヤスへ 直行ルートだとカハマルカという町を経由していく気がする (カハマルカルートはかなりの悪路らしい) その為一度チクラヨまで行き迂回していくことに しかし、この日程2日目(3月30日)はセマナ・サンタというキリスト教のお祭り ほとんどの人々がお休みの日 バス会社も例外ではなく 当初乗る予定だったバス会社も休み そしてトルヒージョからチクラヨまでのバスが一本もない! 困った… バス会社を手あたり次第聞き込み、ネットでも調べまくった その結果、唯一この日程で移動可能なルートを発見した ワラス→トルヒージョ(夜行) トルヒージョ→チャチャポヤス(夜行) 両ルート共に Movil Bus トルヒージョ→チャチャポヤス間のルートが… カハマルカ経由かどうかわからないのでバス会社の受付に確認したところ 「私は受付なのでわかりません」 はぁ…南米はこんなんばっかだ 自分の仕事以外はわからないで済ます でもこのルートしかこの日程でチャチャポヤスに行けない ガラパゴスへの日程が決まっている為、強行するしかない 覚悟を決めて行くことに決定 せっかくなのでいい席で移動してやる ワラス→トルヒージョ  75PEN(2470JPY) トルヒージョ→チャチャポヤス  95PEN(3130JPY) ペルー18日目 トルヒージョに到着 もともとトランジットのみで寄る予定がなかった街 夜まで時間があるので観光をすることに コロニアル様式の色鮮やかな街並み かなり綺麗な街だ 近くに世界遺産の遺跡があるとの事なので行ってみることに 世界遺産チャンチャン遺跡 あまりにも広大な遺跡で見学できるのは一部のみ 紀元1100年頃からペルー北部に栄えたチムー文化の遺跡...

東と西が交じり合う場所イスタンブール

トルコ2日目 イスタンブールでの滞在時間は 今日と明日の深夜バスが出発する19:00まで あまり時間がない でもブルーモスクもアヤソフィアも 現在(2018/09末)修復中らしい ホントに最後の最後まで修復中の旅 旧コンスタンティノープルという 歴史的に楽しい場所 イスタンブールの観光名所は ヨーロッパ側(西側)の旧市街に集中している まずはその集中している場所を周る 最初は地下宮殿と言われている場所 バシリカ・シスタン 実際は宮殿ではなく地下貯水槽 4世紀にコンスタンティヌスの命によって造られた 巨大な地下貯水槽 奥に歩いていくと 2本の柱の下に2体のメデューサの頭部が 下敷きになっている これは魔力を封じ込めたとか 単なる高さ調整だとか 諸説あり解明されていない アヤソフィア 東ローマ帝国時代(現在の建物は6世紀頃)に キリスト教の教会として建てられたが 15世紀頃オスマン帝国時代に 教会からモスクに改装された経緯がある その為キリスト教とイスラム教が交わった 少し異様な雰囲気のある場所 しかし情報通り 大改修中!! この写真は建物内の右側 写真の写っている範囲のすぐ左から 床から天井まで完璧に覆われていて 全く見る事も出来ないほどの大改修ぶり まぁかろうじて雰囲気は味わえた 続いては公園を挟んで向かいにある スルタン・アフメット・モスク (通称ブルーモスク) こちらも大改修中 世界で唯一6本あるミナレット (お祈りの時間を告げる為の塔)も なんと1本が改修中…というか ない!! まさかの作り直し中? そして ココはモスク イスタンブールのモスクの多くは イスラム教徒でなくても入る事ができる (世界中の多くのモスクは教徒以外は入る事ができない事が多い) しかし肌の露出は厳禁 特に女性 なのでスカーフなどを貸してくれる モスク内部に入場 … この写真の場所以外 天井が全面板で覆われている!! 2mくらい...

音楽の都ウィーン モーツァルトそっちのけで図書館世界一決定戦

ハンガリー3日目 ブダペストから移動 次なる目的地は音楽の都 オーストリア ウィーン ブダペストからウィーンまではバスで約3時間 (渋滞していて4時間かかったけど…) あっという間にウィーン到着 オーストリア1日目 とりあえず宿にチェックイン まだ16時なので少し観光がてら夕食探し 誰かの情報で 「ウィーンはバックパッカー泣かせ」 と聞いた その理由はもうお分かりだろう 物価が高すぎる! いや、ヨーロッパ自体高いんだけど 中欧の中ではずば抜けて高い オーストリアが高いのか… ウィーンが高いのか… コーラ1缶(330ml)  2EUR(260JPY) もう西欧と同じくらい というか、安くご飯が食べれない分 西欧よりも厄介だ… (結構探したけど結局 5EUR(650JPY) のフードトラックが一番安い…) そんな感じなので早々にウイーンを抜けることに なのでウィーン観光は今日と明日の午前中のみ 明日の午後はウイーンから約1時間のところにある 隣国スロバキアの首都ブラチスラバに行く ノイエ・ベルク(新王宮) ウィーンは綺麗だ パリよりもパリっぽい (何を基準にパリなのかは分からないけど…) 建物がいちいち豪華 ハプスブルク家が居城を置き ここから大帝国を築いていった街 嫌いじゃないです もう一度勉強します…後日… ハプスブルク家について 市庁舎もなかなかの存在感 ウィーン オペラ座 少年少女合唱団で知られるこのオペラ座 いつかここでオペラを観賞したい オペラが理解できるようになったら… 歩いていると素敵な教会があった カールス教会 珍しい外観の教会 バロック建築の大きなドームに ローマのトラヤヌス帝記念柱にヒントを得たという 2つの巨大な円柱を持つ教会 ココではクラシックコンサートがおこなわれているらしく モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェン などが演奏されているそうだ いつか聞いてみたい… クラシックが理解できるようになったら… ...