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ヨーロッパ周遊ラスト ポルトガルのリスボン観光と再会

ポルトガル4日目

今日は昼からベトナムで出会った夫婦に会う

それまでは時間が空いているので
少しリスボンを観光

リスボンの世界遺産

ジェロニモス修道院


300年の歳月をかけて建てられた修道院

劇込み…

あまり時間もないので入るのを諦めました…


大航海時代
絶大な力を有したポルトガル

アフリカ大陸喜望峰を迂回して
インドへの航路を発見した
ヴァスコ・ダ・ガマや
人類で初めて船で世界一周を果たした
ポルトガル船団を指揮したマゼラン提督など
名だたる偉人

そんな偉人たちを称え立っている

発見のモニュメント


白亜の貴婦人と称されるほど美しい

ベレンの塔

ヴァスコ・ダ・ガマの功績を称え
建造された塔で
灯台や見送り台として使われた

ココも劇込み…なので外観のみの見学



昼も近づいてきたので
一度宿付近に戻り昼食を摂り
集合時間まで待機



あの夫婦と会ったのは
ベトナムのハロン湾ツアーに参加した時だった

知らないうちに打ち解けていき
帰りのバスでは冗談を言いながら楽しく帰った
途中、ベトナムらしいトラブルもあり
より打ち解けて
解散間際に
「お互いの国に行く事があれば連絡しよう」
と言って別れた

SNSで連絡を取りながら
ポルトガルが近づいてきたので連絡を入れると
"リスボンで会おう"という事になり
この日はわざわざ仕事を早めに終えて
リスボンを案内してくれる事になった

夫・カルロスが
仕事帰りにピックアップしてくれて
家に帰りがてらリスボンの市内観光
家で妻・アナベラと合流して
夕食を一緒に食べよう

という事になった

相変わらず気持ちのいい人だ
約1年ぶりなのに
それを感じさせない

そして我らの鉄板ジョーク
「パスポートは持ってきたか?」



旧市街をほとんど観光していなかったので
まず旧市街を観光

連れて行ってくれたのは
リスボンで1番綺麗だと思うと言っていた広場

ドン・ペドロ4世広場

ロシオ(公共の)広場として親しまれている

中央に建つ銅像は
初代ブラジル国王も務めた
ポルトガル国王ペドロ4世


車で通りがかりに教えてくれたエレベーター

リスボンで唯一の縦型式リフト

サンタ・ジョスタのリフト


リスボンで1番大きい広場

コメルシオ広場

貿易広場という意味で
16世紀にはアジア、アフリカ、アメリカ
などから入ってくる品々が取引されていたらしい


コメルシオ広場を歩いていると
風情のある路面電車がやってきた

リスボンと言えば路面電車
レトロな車両は街とマッチしていい雰囲気

*黄色の車両(観光客がよく利用する)は
スリが多発していて注意が必要!
結局乗らなかったけど…



旧市街を離れ旧市街とは対岸にある地区へ
夫婦はこちら側に住んでいる

とっておきの場所に連れて行くと言い
細い上り坂の路地をグングン登って行く


到着したのは
昔の富豪の家(名前忘れた…)
綺麗な庭園と小さな教会があり
市民の憩いの場になっているそうだ


ココから見るリスボンがメチャクチャ綺麗らしい
旧市街が見える場所まで移動する

すでに綺麗なんだけど


小さな窓から見る景色

白壁と綺麗な川の色
そして抜けた空

一瞬
「あれ?ココは地中海かな?」
と思ってしまった


勿論こんな所には観光客はいない
地元のカップルがイチャついていたり
読書を楽しんでいたりするだけ


次はあそこに行くぞ!

見上げるとデッカいキリスト像が

クリスト=レイ

ブラジルのリオ・デジャネイロの
キリスト像を模して作ったらしい

像内部は教会になっていて
上部は展望台になっている


登ってこいよ!
と言われたので登ってきた

これまた絶景


登っているうちにカルロスは家に帰り
着替えてアナベラを乗せて戻ってきた

4人になった所で
もう1ヶ所特別な場所に
連れて行ってくれるという


特別なビーチって言ってたけど
全然ビーチじゃない

ビーチの概念が違うのか?

ココにも勿論観光客はいない

すごく良い場所だ
リラックスできる


反対を見ると古い建物が

この建物は古い漁業会社らしい


サンセットを見に行こうと
連れてきてもらったのは
今度は正真正銘のビーチ

サーファーもチラホラ

このビーチには真冬になると
6ftの綺麗なレフトサイドの波が届くらしい

さすがポルトガル!


そしてこのビーチはココから
約30kmほど続いているらしく

ビーチ間の移動ができるように
列車が走っている


きっとビーチを走る列車は世界で唯一だ!
と言っていた


陽が沈む

太陽の登る国日本
太陽の沈む国ポルトガル

何とも遠い所に来たもんだ

そしてユーラシアの端に住んでいて
反対の端に住む友達ができたのは
ホントに素晴らしい事

この旅1番の収獲なのかもしれない


夕飯はカルロスの地元で海鮮を食す

リスボンはやはりどこへ行っても
ツーリスト価格

対岸へ来ればかなり安く食べれるそうで
マグロもイカもエビも
一皿だいたい5EUR(650JPY)くらいと激安!

そしてメチャクチャ美味い!

地元民で賑わっていて活気のある飲み屋通り
人々は笑い合いそしてフレンドリー

この街大好きだ

けどこの通りの横にある
大きな元漁業会社の倉庫を
最近超大手ホテルチェーンが買い取ったらしい
後5年もすればココは観光客で溢れかえり
今の街の雰囲気は消えてしまうって言っていた

世界中を旅していると
ホントにそんな場所ばかり

インターネットやSNSが普及して
様々な情報を得やすくなった今の時代

よく考えれば地域活性化
国内のみならず外国への発信だって簡単だ

でも観光地開発が進むと
良き地元の雰囲気は無くなり
良くも悪くも観光地になる

面白味ってのは半減どころじゃなく
8割減くらいだ

それは地元の伊勢にも言える事
もう少し考えて何かできればいいんだけど…



夕食後リスボンの特産のお酒
ジンジーニャ(ジンジャ)を
飲みに行こうと誘って来れた

※ジンジーニャとは
アグアルデンテというブドウから作る
ブランデーのようなものに
リスボン地方特産のチェリーと砂糖を漬けたお酒

日本でいう梅酒のようなものか?

しかしカルロスの行きつけの店が
閉まっていたので
リスボンの街にあるもう一つの行きつけへ

その店は独自でジンジーニャを造っている店で
机や椅子などなく
カウンターで瓶で買うか
プラスチックのショットグラスに
一杯ずつ買うかしかない

立ち食い蕎麦ならぬ立ち飲みジンジーニャ

あーまい

でも美味しい♪

最後にリスボンで1番の夜景スポットに
連れて行ってくれた


カルロス夫妻には感謝しかない
貴重な体験をありがとう

「日本に来たら今度は僕らが日本を案内するよ」

カルロスと力強い握手
アナベラと大きい抱擁をし
そう約束して別れた

ホントに旅してよかったと思う



ポルトガル5日目

さぁポルトガルを出てスペインに戻ろう
そしてそこから南下して
ジブラルタル海峡を渡り…


結構キツイな…

何がって日程的に…

そしてチョット計算してみた


こりゃかなり遅くなるな〜
そしてジブラルタル海峡渡るのって
結構値段するんだね…

だったらこのままスペイン戻るの辞めて
飛行機で一気にモロッコ行っちゃう?

ちょっと調べてみよう…

!!

飛行機でモロッコ入るのと
バスでスペイン戻って
ジブラルタル海峡まで行き
船で渡ってまたバスで移動するのと

値段一緒くらいやん!!
(正確には少し飛行機の方が高い…)

う〜ん…

よし!!

もうモロッコに行こう
日数もないし

すぐさま明日のフライトを予約

そして今日の間に
この先の日程も考えちゃおう!

算出された日程


旅は残り約2週間

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