ポルトガル6日目
ヨーロッパ周遊も最終日
急にやって来た最終日なので
あまり実感はない
1つ言えることは
”もう、しばらくはヨーロッパはいいかな…”
ってこと
都市をざっと周っただけなので
地方とかは全然行けてないし
まだまだ魅力はいっぱいあるし
行きたいところも全然行けていない
だからきっとまた来たくなるだろうけど
今はもうお腹いっぱい
お城も教会も街並みも
そしてご飯も…
リスボンの空港へ行き
久しぶりのイミグレーションを通過する
EU圏約70日間滞在
長かったなぁ~
リスボンから飛行機に乗り約90分
降り立ったそこは全く違う世界
異国情緒漂う(まぁずっと異国なんだけど…)
そう、ココはアフリカ!
モロッコ1日目
モロッコのマラケシュにやって来た
一応世界一周を謳っているこの旅
少しでもアフリカの地を踏んでおかないと…
ということで帰国まで約2週間しかないが
北アフリカで、しかも行きやすい国
モロッコとエジプトだけ行くことにした
その後トルコのイスタンブールでこの旅は終了する
さぁ!最後の冒険だ!
空港を出て早速思う事
”なんか妙に懐かしいぞ”
中米を出て以来
北米、ヨーロッパと文明の発達した国々を周ってきた
その発展と便利さに慣れきっていた
しかしここはまだまだ発展途上のアフリカ
アフリカの中でもかなり発展していると言われる
モロッコでさえまだまだ途上なのは明確
だって空港のイミグレとロビーが
腰くらいの高さの柵で仕切られているだけ
イミグレ通過から50歩以内で外に出れる
そして外に出ると
すかさず激しいタクシーの呼び込み
バスで行くって言ってんのに
「タクシーはこっちだ」って案内してくる
それも1人や2人じゃない
まぁ勿論ボッタくってくるだろうし
ハナからバスで行くつもりで値段は聞かなかったから
いくらって言われるかわかんないけど
バスなら1人30MAD(350JPY)で市内まで行ける
しかもこのチケットを取っておけば
2週間以内ならまた空港まで帰ってこれる
要は往復チケット
別に往復じゃなくてもいいんだけどね
19番のバスに乗り向かうは
ジャマ・エル・フナ広場
そこから広がるモロッコではメディナと呼ぶ旧市街と
迷路のように入り組んだ
スークと呼ばれる商業地区
これがマラケシュの最大の魅力
世界遺産にも登録されている
広場には夜になると屋台が所狭しと並び
観光客のみならず地元民
というか地元民の方が多いほどで
賑わいをみせているそうだ
スークは古くから続く商業地区で
迷路のように入り組み
日本の商店街と出店みたいな感じの店が
それはもうひしめき合っている
今回の宿はそんなスークを抜けた場所にある
迷路のような道…
宿の人が事前にメールで送ってくれた地図を頼りに歩く
スークの中には
「そっちは行き止まりだよ」
「こっちの道だよ」
とか嘘をついてくるヤツが大勢いる
それだけならまだしも
中にはホントに行き止まりで
「ほらね」って笑って言われたり…
そんな笑われても
親切心なのかどうかわかんねぇよ…
そして
「道はこっちだ、案内するよ」
などと言い後で金を請求
なんて手口も多いらしい
現にもう周りは五月蠅い
しかし五月蠅いのは子供というかガキ
(10代後半か20代前半くらいか)
しかもしつこい!
行く手を阻み、時には腕を掴んでくる
コンニチワ、オハヨウ、ジャパン、チャイナ、ニーハオ
ハロー、ハウアーユー
知ってる単語言えばいいと思ってるのか
大人はカワイイもんだ
対してからんでこないから
世界3大ウザい国
インド、エジプト、そしてモロッコ
流石ですね
でも思っていたほどではない
東南アジアの方がウザい気がする
しかし…これは…なかなか…
迷ったら終わりだな…
小道が無数に分かれて行っている
…
ナントカ宿に辿り着きチェックイン
”リヤド”と呼ばれる
中庭のある古い建物を改装し
宿泊施設としているモロッコ特有の宿形態
泊った宿の玄関の木製のドアは300年前の物だそう
日も暮れかけているが
マラケシュの魅力はフナ広場に立ち並ぶ屋台
早速広場に向かう事にした
なんだか少し雲行きが怪しいが
ココは一年を通して降水量の少ないモロッコ
少しの雨くらいだろうと
そのまま出かけた
少しすると…
…
どしゃ降り!!!
もはやこれは豪雨です!!
現地人も慌てているほどの豪雨
途中から笑ってたけど…豪雨すぎて
狭い道はもはや道ではなく川
全員ずぶ濡れ
メディナの雨どいなどあてにできる訳でもなく
たまに空から滝のように大量の水が降ってくる
小雨になった瞬間に走り
雨宿りできそうな場所を探し
豪雨をかわす
そして小雨になったらまた走り
強くなってきたらまた雨宿り
それを繰り返しているうちに
…
…
迷った!!!
…
ココはどこだ…
こんな時に迷うなんて…
しかもこんな時でもガキがまた五月蠅い
…
ナントカ宿まで帰ってきた
今日は晩御飯は無しだな…
モロッコ2日目
昨日の雨が嘘のようにスカッと晴れた
早速ブラつこう
スークの中はホントに迷路
昨日はあの雨の中よく宿にたどり着けたな…
はい、早速迷いました!
「ちょっとこっちの道面白そう」
って入って行ったらもう終わり
来た道を戻ってきたつもりが
全然知らない道になっちゃった
モロッコはアフリカの中でも
独特の文化らしく
ヨーロッパ、アラブ、アフリカ、ベルベルなど
様々な文化が融合している
まぁアラブが非常に強い印象を受ける半面
イスラムに関しては少し緩い感じがする
(アラブに行ったことないヤツが言うなってね…すみません)
だって若い女性が結構普通に歩いているから
被り物もせずジーンズで
スークには観光客向けに雑貨などが置いてある店や
地元民の為の日用品の店など様々
上手く観光と生活を両立させてるなぁ
全員がココに来れば何でも揃う
ただし迷わなければ
スーク自体は1つじゃなくて
旧市街のそこら中にスークがある
置いてあるものはアフリカというより
アラブや西アジアっぽい雰囲気の物が多い
まぁ似てるんだろうね
ちなみに商品を撮影すると
もれなくお金を請求されます
コッソリとるかお金を渡すかは
あなた次第
モロッコはラグがピカイチよかった
あぁ…単発旅行なら絶対買っていたな~
何とかスークを抜けマラケシュのシンボルにやって来た
クトゥビーヤ・モスク
基本イスラムのモスクにはイスラム教徒しか入る事が許されていない為外観のみ
その為に神学校を観光用に開放している場合が多く
マラケシュにも開放している神学校はあるが
この日は閉まっていたので見学できず
仕方ないので神学校は諦めて宮殿を見学しに行くことにした
バヒア宮殿
イスラム建築の傑作
日程変更でスペインのアルハンブラ宮殿を見れなかったので
初のイスラム建築
杉の木かな?
ドアの細工が美しい
アーチも透かし彫りになっている
天井を見上げればこんなに美しい幾何学模様
イスラムの色使い
好きだなぁ
宮殿と言うだけあってかなり広い
中庭には緑が生い茂り
噴水?鉢?には花びらが散りばめてあった
いやぁ…スゴイ
真近くでみたら全部彫ってあるんだもの!
天井なんてこれですよ
コレがほぼ全部屋違う天井の模様だから
窓もこんなに豪華
何の空間?おしゃれ空間?
中庭とは別の中庭
初のイスラム建築に圧倒されて宮殿を後にした
日暮れまで1度宿に戻り休憩
日暮れが近づいてきたのでフナ広場へ行く
おっ!もうやってますね
美味そう~
けど…
まぁ呼び込みのウザい事ウザい事
進行方向に両手広げて立ち
侵攻を妨げてくるわ
腕掴んできたから振り払ったら
Don't touch me !
って叫ぶわ
(お前がな!って笑っちゃったけど)
ずっと付いてくるわ
そして北米、ヨーロッパで鈍った2人のお腹は
この屋台たちに太刀打ちできるのだろうか…
ただでさえ最近少しお腹の調子が悪いのに…
安全を優先して普通の店で食べよう
金額も屋台の方が高いくらいだ
モロッコと言えばタジン料理
少し前に日本でも流行ったタジン鍋
本場のタジン料理は
どことなく西アジアのスパイス
チキン・タジン 30MAD(350JPY)
そして北アフリカからアラブにかけて食されている
クスクス
クスクスは何か…粉っていうか…う~ん…
ようわからん
でも結構好きです
チキン&ベジタブル・クスクス 35MAD(410JPY)
あ~やっと外でご飯が食べれる~
北米&ヨーロッパは物価が高すぎて
ホントに数えるくらいしか外食しなかったからな~
美味し!!
最後は広場の展望が有名なカフェにお茶しに行く
かなりのボッタクリ値段だけど
まぁ展望台料金と思って支払う
マラケシュはかなり好きだな~
人々に活気がある
そしてアジアや南米とはまた違った熱気
それもスゴイ熱気
これを感じにここまで来る人の気持ちがわかる
いい所だ
ウザくなければね…
(でも予想よりはウザくなかったな)
モロッコ3日目
今日もうマラケシュを離れる
もう少し居たかったな~あの街
でも次に行かなくては
モロッコの国営バスCTMに乗り
本日目指すはフェズ
ココのメディナも世界遺産に登録されている
なんでも最大規模の迷路都市らしい
バスに乗り約8時間
フェズに到着
明日の昼には次の目的地に移動する
この街は単なる経由地
しかしただ経由地で終わらせるのはもったいない
迷路都市だなんて面白そうな場所なのに
早速宿に入りその足でメディナを目指す
メディナの入口
この門の向こう側にはマラケシュを超える
入り組んだ道が広がっている
意気揚々と入って行ったはいいが…
…
何だかあまり楽しくない…
スークも日用品が多め
(偽ブランド靴とかシャツとか偽ブランドバッグとか)
雑貨はマラケシュと同じ
ラグはフェズの方がいい感じのが多かった
そして何より
フェズの方が人がウザい!!!
そしてやっぱり何だかあまり楽しくない
疲れもあるだろうし
雰囲気もマラケシュの方が好きってのもあるだろうし
少し散策して帰ることにした
もっと奥に行けば楽しかったのかもしれないし
フェズの魅力が理解できたかもしれないが
まぁいいや
モロッコは革細工が有名で
このメディナにあるタンネリと呼ばれる革職人街に行き
革のなめし、染色工場を見てみたかったけど
(勿論お金を要求されるけど…)
相当な悪臭らしく
ミントの葉を鼻に当てたままマスクをしても
強烈に匂ってくるほどらしいので
…いいにしよう…
そんなフェズ観光
ってなにもしていないけど…
さぁ明日は青い街に移動だ
それにしてもバスで走ってて思ったけど
モロッコって中々整備されてるんだな
もっと砂っぽいかと思ってたけど
高速道路もあるし街も綺麗だったな
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