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2月, 2018の投稿を表示しています

世界遺産ウマウアカ渓谷 7色と14色の渓谷

アルゼンチン8日目 昨日の移動でプルママルカという町にやって来た ここは歩いて回るのに1時間ほどで回れる小さな町だ この町にやって来た理由はボリビア入りの為の高度順応 そして、世界遺産ウマウアカ渓谷の虹の渓谷を見る為だ 世界遺産ケブラーダ・デ・ウマウアカ リオ・グランデという川が削り出した渓谷一帯で 様々な地層とインカ時代の遺跡が多数残る場所 プルママルカには一泊の予定なので チェックアウト後に荷物を宿に預け観光をする プルママルカには大きく分けて2つのトレッキングコースがある 1)町の向かいの川の向こう側 少し急な斜面を登り町と7色の渓谷を眺めるコース 約30分くらい プルママルカは標高2,200mなので少し息が上がる 何層にも分かれた地層がむき出しになっていて その地層ごとに色が違うという珍しい地層 そのすべてが数億年前の地層らしい まぁ7色というが何をもって7色なのかは別として 絶景には違いない 2)町の裏 ウマウアカ渓谷をトレッキングで巡るコース 約1時間くらい こっちはかなり緩めの斜度のトレッキングコース 素晴らしい山々の中を歩きます パタゴニアのトレッキングも美しかったが ここもまた美しい山々 そういえば南米に入ってからのトレッキング率がかなり高い それだけ雄大な自然が多いという事だろう プルママルカのトレッキングを終え軽く町散策をし 次の目的地ウマウアカまでのバスを待つ プルママルカは買い物天国 町には雑貨屋、お土産屋が多く 中央の広場には路面店がいっぱい (しかし置いているものはほとんど同じ) ニットのセーターとか250ARS(ペソ)(1,000JPY) この後のボリビアが物価が安く買い物天国らしいので 買い物欲を抑えバスに乗り込む ちなみにプルママルカから30分程で到着するティルカラという町 そこにはインカ時代の遺跡がある あまりそそられなかったので今回はパス 一気にウマウアカを目指す プルママルカ→ウマウアカ 1人 65ARS(ペソ)(325JPY) 約1時間ほどで到着 このウマウ

アタカマ砂漠 月の谷へのサイクリング

チリ11日目 サンペドロ・デ・アタカマ最大の目玉と思われる場所 その名も 『月の谷』 Valle de la Luna 長い年月をかけて形成された岩肌が 月面の様に見えることからその名がついたと言われている場所 サンペドロ・デ・アタカマの町ではとの 至る所で月の谷へのツアーの看板を見る ツアー料金を聞いてみたところ だいたい1人 15,000CHP(2,700JPY) 月の谷と同じくよく見かけるのはレンタサイクル 6時間で1人 3,500CHP(630JPY) どうやら月の谷へは自転車でも行けるらしい 距離的にも約16kmくらいと教えてくれた アップダウンが激しくシンドイらしいが… これは自転車で行ってみよう 返却が20:30との事なので余裕を持って昼過ぎに借りよう その前に腹ごしらえと 先日盗まれたレインコートを新調すべくアウトドア用品巡り この後のボリビアは雨期なのでレインコートがないとキツイだろうと妻のやさしさ そこで思わず時間をくってしまった レンタサイクルを借りに行ったのが16時 時間的にもギリギリだから余計にシンドイよ?と言われたが 行くしかないでしょ サドルがペンペンの自転車を借り、地図で道順を教えてもらって出発 早速問題発生!! アクシデント1 地図を逆に見ていてまったく逆方向に進む 10分ほどで気づいて来た道を戻る 今度は無料のオフライン地図Maps Meでちゃんと確認しながら進む アクシデント2 妻の自転車のチェーンがハズレ、なお漕いでしまったため チェーンがグチャグチャに… 通りすがりの黒人チャリダーに直してもらった 黒人チャリダー曰く 「I never saw this」 ※訳 コンナノミタコトナイヨ 無事進路も正し、自転車も直り 気を取り直して進む アクシデント3 Maps Meに載っている月の谷(Valle de la Luna)が2つある…⁉ もちろん違う方を目指していました… おかげでかなりの大回り 町から一つ目の目印である看板にたどり着くのに約1時間 タイムロスしまくり(本当は15分くらい)

サンペドロ・デ・アタカマ 徒歩にて世界一の星空を見に

チリ9日目 イキケから先日予約してあったバスに乗りサンペドロ・デ・アタカマへ まずはイキケからカマラという街に移動 KENNY BUSというバス会社のみ午前発があったのでそれで移動 KENNY BUSのターミナルは他のバスターミナルと違い 中央市場の近くにある そこから約6時間カマラに到着 カマラからバスを乗り換えサンペドロ・デ・アタカマへ抜ける Tur Busはカマラからアタカマまで本数が多いのでこの会社に決めた サンペドロ・デ・アタカマまでは約2時間 サンペドロ・デ・アタカマへ到着 すぐに次の目的地までのバスを予約したい 次の目的地は 今一度再入国のアルゼンチン この旅で何回目かのチリ⇔アルゼンチン間の移動 高度順応も兼ねてアルゼンチンの北部ウマウアカ渓谷から ボリビアに入国する予定だからだ しかしここサンペドロ・デ・アタカマからウマウアカ渓谷付近へのバスが 本数が限られていてしかも曜日指定との情報があった サンペドロ・デ・アタカマで脱出5日待ちをした人もいるとか… すぐさま小さなターミナル内を探す よかった! ちょうどアタカマ出発予定の日のバスを確保できた 最後の2席 安心してサンペドロ・デ・アタカマを満喫できる チリ10日目 サンペドロ・デ・アタカマはアタカマ砂漠観光の町 観光客で賑わっている小さな町だ アタカマ砂漠は高地に加え抜群の晴天率、そして砂漠という乾燥地帯 それらの要素から世界一の星空が見れるとして 世界各国の天文台が作られるほど 今日は町歩きと星空観賞 まずは町歩き サンペドロ・デ・アタカマはこれぞ砂漠の町 というような町の雰囲気 賑わっている観光のメイン通りは1本とその脇道くらい 町の教会は元は白塗りの建物だったらしい チリ在住の日本人から アタカマ富士と呼ばれている山 確かに富士山のようだが その標高は5,000mを越える 夕方になり 星空観賞の場所探し そもそも星空観賞ツアーなんてものがあるのだが ツアーとなると個人の観賞時間は限られてくる ならば歩いて見に行こう

世界遺産ハンバーストーンとサンタ・ラウラの硝石工場群へ

チリ8日目 イキケにやって来た理由 イキケから約1時間のところにある世界遺産を訪れる為 かつて硝石工場があり栄えていたが今やゴーストタウンとなった ハンバーストーンとサンタ・ラウラの硝石工場群 イキケからは前日のツアー会社巡りにて ツアー参加を断念した為バスで向かう 広場付近にあるツーリストインフォメーションで情報収集 どうやらイキケの中央市場付近から乗り合いバンが出ている様子 中央市場に向かう 中央市場の周辺を探しているとバンが数台止まっているのを発見 ハンバーストーン?と聞いてみるとPICA行きのバンに乗れと教えてくれた バンが止まっている前にチケット売り場があり そこでチケットを購入1人 2,000CHP(360JPY) バンは30分間隔で出発している様子だった バンが出発し、イキケの街の背後にあった山をグングン登って行く 登りきるとそこはもう砂漠地帯 約1時間との情報だったが ドライバーがかなり飛ばしたのか40分ほどで到着 荒々しい砂漠地帯に姿を現した廃墟 世界遺産と同時に世界危機遺産でもある場所 ハンバーストーン 当時イギリス様式で建てられ華やかだった街並みも多数残っており 当時の日用品や硝石道具などを見る事ができる 内部はまさに廃墟 ゴーストタウンになった当時のまま 時間が止まったかのような雰囲気がある 廃墟好きにはたまらない場所だろう 平屋の建物が並んでおり当時の繁栄を思い起こさせる 当時の缶などがイカス 昔のデザインはなぜこんなにもハイセンスなのか 食卓 キッチンも当時のまま残されていた さながら西部劇に出てきそうな街並み 駅だろうか すぐそばには線路もある 列車の跡 当時ここに暮らしていた人々は これに乗り工場まで行っていたのかもしれない 馬車はもちろん馬が引く ハンバーストーンの工場群 当時使われていた袋か? Humerstoneの文字が見られる 工場はいくつもあり 機械類も多数そのまま残っていた

サンティアゴの博物館、そしてチリを北上しイキケに到着

チリ5日目 日曜日はサンティアゴのミュージアムが 2ヶ所ほど無料との情報があったので 日曜日の今日は博物館巡りをする事に まず向かったのは Museo de la Memoria y los Derechos Humanos チリは1973年 社会主義国家だったチリの当時の大統領 アジェンデ大統領に反発した軍部が 昨日訪れたモネダ宮殿を襲撃 そのクーデターがきっかけとなり その後10年もの間 ピノチェット大統領による軍事独裁政権が続き 労働組合や学生、芸術家など 反体制派とみられた多くの人々が 監禁、拷問、殺害された暗い過去を持つ その悲しい過去が このミュージアムには保存されている 以前カンボジアでも クメール・ルージュのミュージアムに訪れたが 独裁とは本当に悲しい運命になる事が多い 元イギリス元首チャーチルの言葉が頭を過る 「民主主義は最悪の政治形態らしい。 ただし、 これまでに試された すべての形態を別にすればの話であるが。」 民主主義の日本に暮らしていて コレが本当に民主主義のやり方か? と、思える事も多々あり 民主主義が一番とは簡単には言えないだろうが それ以上にその他の政治形態は難しいのだと 思い知らされる 毎日入館無料 次に向かったのは 約1万年前の考古品を見れる場所 プレコロンビア芸術博物館 Museo Chileno de Arte Precolombino 現在ではサンティアゴ市によって このミュージアムは管理されているが 元々はチリ人の建築家が趣味で集めていた 考古品を展示する目的で設立 そのコレクションも含め 今では約3,000種類もの品が展示されている 有名なアステカ文明、マヤ文明、インカ帝国 あまり聞いたことのないチリの原住民族 など主に中南米の品が多い 保存状態もかなり良く 実際目で見てみると本当に 考古品なのかと疑ってしまうほど 精巧な作りのものまである しかし、このミュージアム 日曜日は無料と聞いていたが 実際は 毎月第1日曜日のみ無料 それ以外は1人 6,000CHP(1,100JPY) だが間違いなく行って損はない 中南米の考古品に触れるいい機会になった プレコロンビア芸術博物館にて じっくり2時間ほど見学し 2人のお腹は満腹に… これにてミュージアム巡りは終了 (2館のみとは…) チリ6日目 PM12:15のバスで チリ北部の

世界遺産の街バルパライソへ日帰り観光

チリ4日目 チリの首都サンティアゴから約2時間 港町バルパライソへ日帰り観光 世界遺産の街としても知られるこの街は パナマ運河開通以前(1914年)に繁栄した港町で 急な斜面に建てられたカラフルな建物と 迷路のように入り組んだ歴史ある街並みが美しく 2003年に世界遺産に登録された サンティアゴからバルパライソへはバスで2時間 往復のチケット1人 7,300CHP(1950JPY) 席にもよるのだが調べていた金額よりも少し値上がりしていた (南米では少し前の情報すら信用性があまりないほど値段が変動する…) バルパライソのバスターミナルに到着しトロリーバスに乗り 旧市街を目指す 南米で唯一のトロリーバスは一番古いもので1956年製 なんともレトロな匂いのするトロリーバスだ 料金は一律 270CHP(約48JPY) 地元民はさらに安く90CHPと表記があった ADUANAと書かれた赤い建物前で下車 ADUANAとは税務署かな? バルパライソは急な斜面が非常に多い その為アセンソールという重力のみで上下する エレベーターのようなものが多数ある 上り 100CHP 下り 90CHP 徒歩で階段や坂道を上ることもできる バルパライソにはもう一つの顔があり 坂道や階段、建物の壁など 至る所に絵画などが書かれている アートの街でもある そのアートを堪能すべくアセンソールは使わずに歩いて回る そしてカラフルな斜面の写真を撮れるポイントを探すべく… 南米のソウルフード 通称「餃子」と我々が勝手に言っている エンパナーダ屋すらこのアート感 細い路地の階段もカラフル この階段の下で自転車を担ごうとしていた人が お先にどうぞと先を譲ってくれた というか自転車を担いで登るのか? 家の玄関のドアもこの通り しかもまさかの自転車担ぎ人の家だった 上っては下り、下っては上りを繰り返す 迷路のように入り組んだ道と この道の先にはどんなアートが… という好奇心を刺激するこの街は 体力的になかなかしんどい街だ 中央にはソ